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今年オープンする店舗が大量閉鎖店のシェアをカバー
大量に閉鎖する店舗が続出する一方で、今年オープンを予定している企業もあり、店舗数を見ると、ちょうど閉店するストアのトータルの店舗数にほぼ近いのが興味深い。Fung Global Retail&Company社が算出した、米国主要小売店が今年オープンする企業と店舗数を以下のチャートにまとめてみました。

アパレルでは、飽和点に達したかとも言われていたH&Mが60店舗オープンするのみ。その他をみると、低価格帯を売りにしている企業が大半を占めています。

「アルデイ」と「リデイ」は両社共、ドイツベースの低価格の食料品スーパー。米国では飾り気がない事を、ノーフリルという表現をしますが、まさにその代表格。シンプルな内装に納品されてきた箱をそのまま配置、店員も最小限の2名くらい。オペレーションコストを徹底的に押さえて低価格品を提供、出店を加速しています。

最近は、オーガニック系高級スーパーで知られる「ホールフーズ」が売り上げ不振で、売却の噂がでています。衣料品も食料品も、低価格帯にシェアが偏っています。

米国の100円ショップは食料品も扱っているので、これだけ増えると、遠くのスーパーより近くの100均、コンビニエンスストア化している印象です。クラフト資材を販売している「ホビーロビー」は、昨今のDIYブームを反映、DIYは皆が模索している”経験”のひとつです。Targetの出店は、都心向けの小型フォーマットの店舗ですね。

「TJマックス」や「ロスストア」のオフプライス勢も目立ちます。ノードストロームの17店舗もオフプライス部門の「ラック」の事。この表にはでていませんが、同じくオフプライスの「バーリントン」を含めた4企業の出店数と、メイシーズ、シアーズ、JCペニーの、モールアンカーストアグループの閉店数が、ほぼ近い数字となります。オフプライス店はロードサイドのオープンエアーモールにある事が多く、ショッピングモールの圏内である事が多いので、閉鎖店舗分のシェアをそのまま奪う事になるのでしょうね。









 2017/04/25 08:35  この記事のURL  / 




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