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ECの売り上げが伸びてはいるけど・・

ECの流通が急増していて、ファッションカテゴリーの中でも、オンラインに移行している率が高いのはアパレルと言われている。店舗で買い物する消費者が減少しているので、大半の企業は店舗縮小にリストラ策。新規出店するにしても長期リースは避け、短期にするか、最近はポップアップ店が非常に多い。そして目下の解決策は、デジタルコマースへの投資をして補おうという動きばかり。

確かにECの売り上げはどこも伸びているというニュースばかり聞きますが、実際の所は、どうなのでしょう? 2月に発表された、アーバンアウトフィッターズの2016年第四四半期の結果では、グループ全体の
売り上げは約10億3千万ドルで前年比2%アップと微増。既存店ベースでは横ばいとなっているところ、ECは二桁増。 力を入れている、ロケーションマーケテイングも功を成しているようです。

ちなみに、ロケーションマーケテイングは、モバイルアプリのマーケテイング会社AppboyとPlacelQをパートナーに、ユーザーのライフスタイルをベースにパーソナライズされたプッシュ通知機能。例えば、ナイトライフを楽しんでいるパーテイガールにはドレスのプロモーションを送るなど、地元の情報をベースに行われています。絵文字を利用しての通知も特徴となっていて、一般の文字での通知よりも効果大なのだそう。このキャンペーンでは75%増の効果をもたらし、売り上げは146%増になったそうです。 

こういったサービスを取り入れた販売強化が増加すると思いますが、ECの販売増に伴う、デリバリーコストのアップ、ロジステイック、返品、人件費等のコストは、実店舗での売り上げロスを補う程の売り上げには繋がっていないそうです。

一般的には、実店舗の方が経費がかかり、ECの方が少ないイメージですが、特にアパレルの場合、サイズが合わない、見た目が気に入らないなどで返品率が上がるのは必至。ネットで買い物するにしても、できる限りサービスの良さを求めますから、企業もそれに合わせ、更なるコストのかかるあの手この手のアイデイアがでてきそうです。しかし、よほど高額商品を販売しているのであれば別ですが、オンラインビジネスが増えれば増えるほど、問題は深刻化しそうです。

 2017/03/31 07:25  この記事のURL  / 




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