« ケートハドソンのフィットネスライン「ファブレテイックス」が急成長 | Main | アマゾン・メイシーズのアスレチックウエアPB開発 »
返品商品の行方

予想に反して好調と伝えられたホリデイ商戦を終え、米国では2,600億ドルの返品が予測されている。UPSによると、1月の最初の週だけで580万点ものパッケージが小売店に返品されるようです。大手企業では、返品にかかる費用も当然、経費として組み込まれていますが、返品された商品は、一体どこに行くのか? 

Buzz Newsのインタービュー記事によると、こういった返品商品を専門に購入し、セカンドマーケットとして販売している業者があり、例えばペンシルバニア州の「Kingdam Supply」という業者の場合、ウオルマート、サムズクラブ、ターゲット等から、電化製品に特化した返品商品を中間業者を通して20トラック分を購入。 携帯ケース、ヘッドフォン、スピーカー、DVDプレヤーなどを微調整し、米国をはじめ、インドやアフリカ、オーストラリアに販売しているそうです。この業者の売り上げはこの3ヶ月だけで75万ドルだったそう。

また別の業者でテネシー州の「Real Deal Warehouse」の場合、おもちゃや、道具、家具等の返品商品、1トラックに対し、3−5千ドルで購入している。ハロウインからホリデイ時期(10月−1月)の返品に集中して仕入れし、翌年のハロウインに販売するといったサイクル。一月平均で3−4万ドルの仕入れ、小売価格にして15万−20万ドル、年間では5,000万ドルの商品在庫を購入しているそうです。こういった清算業者は無条件で購入する為、30%は使い物にならないものも含まれているようです。

電化製品やおもちゃは、この手の清算業者による転売が予測されますが、衣料品はどうなるのか? 小規模な小売店であれば、一つ一つチェックして、棚に戻されるケースが考えられますが、大手企業では、最悪の場合、廃棄処分という事にもなるようです。

大勢の人の手を通して商品化された製品がこういう事態を迎えるのは悲しいものがありますね。ネット販売が増加に伴い、必ず増加していく中、今後の大きな課題となりそうです
 2017/01/19 09:49  この記事のURL  / 




ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
マックスリー・コーポレーション
英文名:Maxre Corporation

マックスリー・コーポレーション ( CHIZU NISHIDA )
米国ブランドの輸出及びビジネスコーディネート、マーケット調査などを承っています。

■ビジネス関連のお問い合わせ:小林まで

■市場調査レポートのお問い合わせ:西田まで

最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
2017年01月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31