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需要があっても満たされない
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上の写真は、フィットネスのトレーニングビデオを提供している「Codyapp」のクラスの一つで、プラスサイズ女性のインスタクターによるヨガのワークショップ

NPDグループの調べでは、米国のプラスサイズ(ビッグサイズ)は、2013年から2016年にかけて17%増の$20.4ビリオン(約2兆400億円)市場、苦戦する婦人アパレルの中でもアウトペースで成長している。可能性を秘めた大きなマーケットだと分かっているのに、なかなか着手できずに、見捨てられているのが、プラスサイズ市場だ。

以前に比べれば取扱いは随分と増えたと思うのですが、それでもまだまだ不足している。以下の資料はブルームバーグ誌の調査による、米国ストアのウエブサイトで販売されている、プライサイズ・ドレスのシェア。調査したストアの中では、JCペニーが僅かに多い程度となっています。

ノードストローム(8.5%) コールズ(15.2%) メイシーズ(15.6%) JCペニー(16.1%)

また、ワシントンユニバーシテイのリサーチでは、プラスサイズ商品はフィットネス業界においても商品が無く、アクテイブウエア商品が完全に不足している事が伝えられています。人気のフィットネスブランドのオンラインストアでは、XS−Lサイズで1000種類以上のバラエテイがあるのに対し、プラスサイズはわずか15種類のみ。フォーエバー21のサイトでも、レギュラーサイズのアクテイブウエアは数え切れないほどデザインがあるのに、プライスサイズはブラとトップスを合わせてわずか6点のみ。 そのうち、1点は売り切れ、2点は在庫あと僅かで無いも同然。 H&Mでも売れたのか、トップスとボトムで1点づつしかありません。

そんなプラスサイズの女性達も健康の為に運動をし、痩せてファッションを楽しみたいと望んでいるのにサイズの合うスポーツエウアが無く、代わりに男性ものを着用をしているのだそう。メンズ売り場で買い物するのですから楽しい訳がありません、、

米国女性の平均サイズは14であるとお伝えしてきましたが、それどころかサイズ18に近くなってきているそうで、企業側としてみれば、3Dフィットの問題や、レギュラーサイズの倍以上の生地を要するのに、価格に大きな差をつけられないなどの問題もあり、市場が満たされるには、相当の時間がかかりそうです。


 2016/09/20 10:10  この記事のURL  / 




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