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米国男性の25%が低身長!フィットする洋服に需要あり。

最近、ショッピングモールで「STANTT.COM」というキオスク式のショップを見かけたのですが、メンズのシャツのみに特化して75サイズも取り揃えているというものでした。(上の写真参照)一般の小売店で揃えているサイズはせいぜいS−XLくらい、ブルックスブラザーズでもXS-2XLまで6サイズとなっているので、75サイズ展開しているのはなかなかありません。

サイズの合わないシャツをルーズに着用している男性も良く見かけます。特にアメリカは人種が混在しているので、それぞれサイズの合う既製服を探すのは一苦労します。 「ビッグ&トール」や「プラスサイズ」等、身長の高い人やぽっちゃりさん達を対象にした販売のコーナーは少なからずありますが、意外と見過ごされているのが、身長の低いショートサイズの男性の為の洋服。

アメリカの男性の人口は約1億6千万人、その内の約25%が171cm以下のショートサイズ(低身長)だそうで、約4000万人というと、バカに出来ない大きな市場です。

そんな矢先、様々なメデイアで「PETER MANNING」というブルックリンベースのメンズブランドが話題になっており、こちらは、身長170cm以下の低身長の男性に特化したEコマースで、正確な売り上げは不明ですが、2012年スタート以来、100万ドルを超える売り上げで、全米50州、21カ国へ出荷しているそう。こちらはシャツだけでは無く、パンツ、ジャケット、ポロシャツ等、トータルで展開、例えば長袖シャツの場合、袖丈、身幅、着丈、襟幅、アームホール等を調整し、1–4Xまでの6サイズを揃えています。一般のストアのサイズ(S)以下を6サイズに展開したという感じでしょうか。

また、スタートして間もない「Ash & Anvil」も低身長の男性を対象にしたEコマースで、半年をかけて、身長152-172cmの男性100人以上のサイズを計り、スペックを割り出し「エブリデイ・ボタンダウンシャツ」を昨年11月にスタート以来、1000人を超える顧客を獲得しているそうです。

低身長の男性に限らず、既製服でサイズの合う洋服を見つけるのは困難で、時には価格帯やブランド云々よりも、サイズ合うだけで買ってしまう事もあります。サイズが合わないという不満を持っている消費者は米国でもかなり存在するんだなあという事、そして、洋服がプロパーで売れない時代に、買う理由という視点で見てみると、他にもいろんな需要があるのではないでしょうか。
 2016/06/10 07:03  この記事のURL  / 




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