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宋文洲/自前主義、自縛主義
宋文洲さんの

メルマガをご紹介させて頂きます 
 
これからの世界競争レベルで活動していくには、

当然と言えば当然ですね 




自前主義、自縛主義

          宋 文洲


友人の会社を訪ねた時のことでした。液晶モニタの枠に「世界のブランド亀山」
と書いてあります。「なぜこんなことを書くのか」と友人に聞くと「買った時
から着いているよ」と言われました。

「世界のブランド」と言われても私は外国で見たことがありません。日本でも
はじめて目にしました。それよりもブランドであるかどうかは自分からいうも
のではなく、他人が感じるものです。「町の美人」と服に書く女性が地元の町
を闊歩するのと同じ行為です。

経営者の探究心と評論家の好奇心からそんな「世界」の亀山工場を調べてみま
した。なんとシャープの亀山工場は韓国などにマネされないために、立ち入り
を制限したり、独自技術は特許化せずに工場内で秘匿にしたりという「ブラッ
クボックス戦略」を取った工場でした。

皮肉なことに、その結果、薄型テレビ世界シェアは、韓国サムスンの26.3%と
LG電子の13.4%に対してシャープはたった5.9%になっています。「町の美人」
と自慢するあまりに男にも会わせてもらえない娘は嫁に行けなくなりました。
この自縛主義ともいえる自前主義が日本の社会のあちらこちらに潜んでいます。

某社のA部署。営業改革に取り組むというので講演に呼ばれました。実はB部署
では3年前から営業改革に取り組んで成功したのに、A部署がこれをまったく無
視してゼロから始めました。私は両方から講演を頼まれ3年後に同じことを言
わなければなりません。このままでは数年後にまた同じことをやらなければな
らなういかと思うとアホらしくて仕方がありません。

人材の活用をみても同じです。プロパーがよくて中途がダメです。契約社員が
いくら業績を出しても正社員の年収にはるかに及びません。一度辞めた社員は
二度と会社に戻れません。裏切り者だからと言うのです。日本で多くの逸材と
変人が活用されない理由はこの人材の自前主義にあります。一種のバージン主
義にも近い閉鎖的な組織運営です。

グローバル経済の本質は英語などの言葉ではありません。米国流もあれば日本
流もあって良いと思います。しかし、グローバルとはグローバルな市場から技
術、人材、製品を合理的に調達しながらも、自社独自の強みを保持し続ける経
営です。

技術者を自分の工場に囚人のように囲んでおけばグローバル競争に勝てるなら
ばシャープはブランド力のない受注生産企業、台湾鴻海工業に工場を売ること
はありません。自前主義の行き先は自縛主義であり、いずれ自立さえできなく
なるのです。

日本人は韓国、台湾、中国の順で「日本のマネばかり」と批判してきました。
後になって見ればその順は殆ど日本のシェアが奪われる順だとわかります。人
のマネを恐れる人達はほぼ間違いなく人のマネをしてきた人達です。アップル
のマネをする日本メーカーがたくさんあります。アップルは恐れません。スタ
ーバックスにそっくりな日本のコーヒーショップが日本の町にたくさんありま
すが、外国に出ていけません。

私はソフトウェアを開発して販売してきましたが、発表した以上、すぐマネさ
れる覚悟をしていました。そしてコアの社員がいつでも競合他社に転籍する心
構えがありました。そのくらいで製品の競争力がなくなり、シェアが低下する
ならばそれは私自身の問題なのです。要はマネできるような経営しかできない
私の問題です。

私が80年代日本に来た時、日本は自信に満ちていました。あの頃の日本人がよ
く半分自嘲、半分自慢に私に言いました。「我々日本人はマネが上手い」。こ
の時代を知っている多くの方々が今となって人のマネもせず、人にマネされな
いように自前主義に走るのです。まさに自縛主義です。
 2012/07/20 14:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
JAFIC PLATFORM PRESENTATION2012
日本アパレル•ファッション産業協会

http://www.jaic.or.jp/

  が主催する

「JAFIC PLATFORM PRESENTATION 2012」が、

  先週催されました 






ayumi.mitsukane も 

出展させて頂きました 















次の展示会は,又、改めて御案内させて頂きます 

どうぞよろしくお願いします 



 2012/07/16 22:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
宋文洲/ 決断は中身よりもタイミング
宋文洲さんの

メルマガを御紹介させて頂きます 



決断は中身よりもタイミング......

なるほど...その通りですね 





決断は中身よりもタイミング

宋 文洲


既に退職届を出した社員をあえて解雇とする会社があるとすれば、その会社は
おかしいとあなたは思いませんか。

国会の場で党の方針に反対票を投じた議員がいれば、その日のうちに党則に沿
ってそのことについて処分を発表すべきです。離党届をもらってから処分を決
めるなんて「ルールが存在しない」ことを自ら宣告するようなものです。

それよりも「辞めた人が裏切り者」だとする雰囲気を私は好きではありません。
入ることが自由であれば辞めることも自由なのです。ルール違反したならばそ
の部分について処分すればいいのです。辞めたからといってより厳しい処分に
することは閉鎖的で自信のない組織のやり方です。

私は消費税増税に賛成ですし、一部の原子力発電所の再稼働にも賛成です。し
かし、結論も大事ですが、その結論を生み出すプロセスがもっと大事なのです。
良いプロセスがなければ納得性が低くなり、実行に莫大な困難とコストを伴う
からです。

歴史的な消費税増税が衆議院を通過した瞬間を私はテレビ中継で見ました。正
直ほっとしましたし、野田さんはよくやってくれたと真摯に思いました。しか
し、その後の処理が下手すぎます。私が野田さんのブレーンであれば即時に以
下のようなアドバイスをしたかったです。

野田さんはその日のうちに反対議員に対して報復と思われない処分を発表しま
す。合わせて選挙民にお詫びをして解散総選挙を宣言します。

「わが党はマニフェストに反して私の主導で増税を決めました。本当に申し訳
ございませんでした。しかし、私は心から、心から、心から消費増税が日本国
に必要だと思い直しました。この責任をとって国民の皆さんの審判を改めてお
受けしたいと思い衆議院の解散を宣言いたします。」

私の勘が間違っているかもしれませんが、たぶん五分五分に分断された国民の
心情がかなり纏められ、選挙では民主党が改めて勝利するでしょう。そして小
沢さんの「消費税反対」カードが効力を失い、常にやられる立場に回ってしま
います。

もう気付いたと思いますが、私は決して政治評論していないのです。組織論と
リーダー論を論じているのです。

組織を動かすには決断だけではダメでそれを生み出すプロセスの透明性、大義
名分、そして何よりもそのタイミングがより重要なのです。

一般論としては、党の方針に反対する議員を処分するのは当然です。また、反
対する議員が自ら辞めるのも自然です。これが大義名分です。問題は誰がその
当然自然のことを素直に真っ先に実行するかのタイミングです。

この点において小沢さんは野田さんより数倍も上手いです。彼はたぶん誰より
も本心から消費増税が必要だと分かる方です。しかし、その増税の結論と約束
を守るかどうかの信義を天秤にかけた場合、明らかに信義のほうが重いため彼
にチャンスが残る訳です。

その決断を投票の前に下しておきながら、野田さんの迷いを利用して輿石幹事
長との会談を通じて自分の主張を充分に宣伝した上、処分の前に離党を宣言し
たのです。

何よりも仮に総選挙が来年になったとしても、民主党の言うことを選挙民に信
じてもらえるだろうかと野田さんは一番危機意識を持つべきです。「決断する
政治」は、結論を出すだけの政治ではないのです。コンセンサスを生み出し、
反対を封じこみ、実行して結果を得る政治です。

私はソフトブレーンだけではなく、アドバイザーとして多くの会社の内部から
いろいろな決断に関わって思いました。決断の多くは大した内容ではありませ
ん。後になって冷静に考えてみれば誰でも思い付くような「決断」ばかりです
が、問題はタイミングです。

決断は中身よりもタイミングです。同じ決断でも、状況と相手を先回りして行
えば決断になりますが、状況と相手に押されて行えばただの成り行きになって
しまいます。その結果には当然天と地の差がつきます。

P.S.
急にしょうもないことを思い出しました。皆さんも不思議に思う方が多いと思
いますが、話の中身が薄っぺらなのにテレビ・キャスターを長くやっている人
が居ます。実は彼らの才能は話の中身ではなく、リズムとタイミングのコント
ロールにあります。もう天才的なもので馬鹿にしてはダメですよ。

決断の中身がなくていいという意味ではなく、リズムとタイミングが重要だと
言っているのです。

倒産の危機に瀕した会社に対して、「規模を縮小し、キャッシュフォローをよ
くした上、営業利益を確保する」というごく普通の手法をとればだいたい救済
することができます。倒産する企業は例外なくこの措置を知りながらタイミン
グを逸するのです。

早く身売りする方法もあります。エルピーダはどちらを決断しても救われたの
ですが、決断のタイミングが遅れました。国民の税金をさらに無駄にしてから
その決断をしたとは罪が深いと思います。

ソニーのテレビ事業は未だに辞められません。「ソニーの魂」というのですが、
決断のタイミングを逸しているだけです。「ソニーの魂」はテレビではなく、
開拓の精神と挑戦の勇気だと思います。
 2012/07/06 14:26  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
dogold/大照さん
移動型犬のグルーミングサロン

dogold(ドゴールド) の オーナー

http://ameblo.jp/doghairartist/day-20120531.html


大照さんが、店舗を,学芸大学駅近くにオープンされ、







そのオープニングレセプションに行ってきました 














みなさん可愛いワンちゃんのヘアーカット,

お手入れが必要な時は、

是非、御立ち寄り下さい 


オーナーの大照さんとスタッフです 
















 2012/07/03 13:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
ワタミ感謝祭/渡邉美樹


両国国技館で開催された、

ワタミ感謝祭に参加させて頂きました 













そのゲストになんと、

貴乃花親方が登場しました  







今回も,

渡邉美樹さんの迫力満点のお話しに

エネルギーを頂いてきました 
 2012/07/02 11:51  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)
プロフィール

堀口マモル(ほりぐちまもる)
ニューヨーク、パリ、東京を旅する邦人アーティスト。
ダンサー、そして格闘技にイデアを求める詩人。フォトグラファー、堀口マモル。
ファッション、ヘア&メイクの写真を通じ、限りない平和への道に羽ばたく。

堀口マモル プロフィール
堀口マモル ホームページ

スマイリングベイビー

プロジェクト・スマイリングベイビー Project Smiling Baby (c) Mamoru Horiguchi

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