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中国人観光客の増加については注目すべきである。そして、中国経済についても当面は通貨である元の切り上げなどがあったり、さすがに今のようなバブル化したような景気はいずれ落ち着くことになるだろうが、一定の経済成長は継続していくことだろう。リーマンショック以降のGDPを見ても最も悪かった昨年の1〜3月期でさえ実質で6.2%の成長と、非常に高いレベルを保っている。わが国が5%前後のマイナスに落ち込んだことを思えば驚異的だといっても良いだろう。 では、中国の未来は、まったく問題がないのだろうか。中国の人口を調べてみると、現在中国で最も人口の多いグループは35歳から45歳で、ここだけで約2億人がいる。長期予測では、この人口グループが60代に入る2050年には60歳以上人口は現在の12.3%から29.9%に増加し、一人っ子政策の影響で日本と同様に少子化が進んでしまう。すなわち、長期的にみると中国も日本と同様に2050年には少子高齢化が進み国力そのものが弱まってしまう可能性があるということになる。このように考えると、わが国と中国は先々の問題の共有化を行い、互いに低成長路線をどのように築いていくが重要になるのではないだろうか。 |





