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日本の未来
先日もTVニュースで報道されていたが、中国からの観光ビザのハードルが大幅に緩和され今までの10倍くらいの人が容易に日本に観光目的で来日できるようになるという。既に年間の中国人観光客は100万人に達しているとの事なので、1千万人とは言わないまでも、かなり多くの人が訪れるだろうし、今後、この中国人観光客はわが国の経済に大きな影響を与えることだろう。無論、ファッションビジネスへの影響も大きく、大都市の店舗では中国語の話せるスタッフの採用が当たり前になる時代も、そう遠くないかもしれない。

今後、中国の人たちが重要になると思う理由はほかにもある。それは言うまでもないが、肝心の日本人顧客の減少である。少子化の影響は、中長期的にじわじわとボディブローのように効いてくることだろう。

現在1億3000万人弱の日本の人口は、合計特殊出生率を1.26とした場合、2050年には約9500万人まで減少する。40年後には日本の人口は今の4分の3になってしまうということである。また、老年人口といわれる65歳以上人口の予測は2050年で3764万人、今よりも1千万人以上も多く、人口全体との比較では40%近くに達してしまう。なんとも先行きの暗い話ではあるが、このことから逃げることなく、今から具体的な対策を採ることが重要であろう。
 2010/08/03 07:30  この記事のURL  / 


プロフィール
栗山 志明 (くりやま しあき)
1977年に(株)キングに入社。
基幹ブランド「ピノーレ」のデザイナー・チーフデザイナー・コーディネーターを経て1987年に独立。1988年に(株)プレールを設立して代表取締役に就任、現在に至る。
ファッション業界の様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。
1988年〜1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年〜現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

株式会社プレールのホームページ

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