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2つの時間軸
最近、時間の概念をちょっと変えてみました。それは時間の概念を2つに分けて考えるといったイメージなのです。

1つは普通の時間です。毎日毎日、1秒ずつ、時計の秒針とともに過ぎていく時間です。今日のスケジュール、どこへ行くのか、何をするのか、誰と会うのかなどで、この時間は確実に過ぎていきます。

もう1つの時間は、現実の時間ではあるのですが、少しはなれたところというか、ちょっと長い単位で感じる時間です。今自分はこんな仕事をしているが、その前後にあるだろう時間の中だと、たぶんこの辺に来ているなとか、1年とか2年とかの時間の単位で考えると今の時間はこんな感じだろうとかです。

自分の行動を見るようにすると、今までだったらあわててやっていたようなことが、「ちょっと待てよ。あまりあわててやらないほうがいいかもしれないぞ」とか、逆に今までだったら後回しにしていたようなことが「この仕事はなるべく早く取り掛かったほうがいいんじゃないか」といったように考えが変わったりします。

春物が立ち上がり、10年AWのコレクションシーズンに入りました。ジェネラルトレンドでは11年SSの傾向分析の真っ最中です。大切なことはここでも、それぞれの情報をどう分析するかですが、その際に2012年とか13年とかをどのようにイメージした上で、作業を行うかが大切だと思います。あまりうまく表現できませんが、ちょっとはなれたところから、少し長い目で、客観的に眺める時計みたいなものが大切に思えます。
 2010/02/22 11:08  この記事のURL  / 


プロフィール
栗山 志明 (くりやま しあき)
1977年に(株)キングに入社。
基幹ブランド「ピノーレ」のデザイナー・チーフデザイナー・コーディネーターを経て1987年に独立。1988年に(株)プレールを設立して代表取締役に就任、現在に至る。
ファッション業界の様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。
1988年〜1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年〜現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

株式会社プレールのホームページ

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