2月のメンズセレクトショップリサーチから想う
メンズコレクションはレディースと比べて開催が早いので、情報が早く入手できますが、それだけに多少あいまいな部分があるように思えます。

あるメンズブランドは、商品開発のためにメンズコレクションを見てスタートし、レディースのコレクション後に修正や追加のMDを考えているところがあります。10SSメンズコレクションでデニムの提案は増加していたものの、レディースコレクションのD&Gやラルフローレンによるデニムの打ち出しが強かったこともあり、今シーズンはメンズでもデニムの提案が強化されているように思います。スタイルとしてはマリン調のクリーンなイメージが出てきましたので、初夏に向けてマリンはそれなりに重要なテーマになると思います。そのほか、レザーやフェイクレザーのライダースは今春も多いのですが、黒がメインなのであまり差別化できているように見えません。(レディースはベージュ系など春らしい色も多いのですが)カラーについては、デニムが多いのでブルーは基本色になると思います。マリンテイストではブルーのトーンと白や赤が使われています。今シーズンのメンズでは、スポーツテイストの増加も予想されますので、初夏から盛夏に向けてはスポーティーなカラフルカラーも増加すると思いますが、個人的に注目したいカラーはグリーン系のカラーです。人工的な黄緑系のグリーンからエコなナチュラルグリーン、ミリタリーテイストのカーキ系グリーンなど、グリーンのカラーバリエーションに注目したいと思います。
 2010/03/17 10:06  この記事のURL  / 


Burberry Prorsum
コレクション情報を見ていて、いろいろなことを思うのだが、マークジェイコブス、D&G、グッチ、ボッテガベネタなどなど・・・本当にいつもいいコレクションを発表するなと思う。

そんなお気に入りブランドの1つにバーバリープローサムも入っているのだが。日本でバーバリーといえば、三陽商会。バーバリーに加えブルーレーベルやブラックレーベルなどの展開を行っており、百貨店に行けば必ずお目にかかるブランドである。まあ、ライセンスなので当たり前なのかもしれないが、プローサムのあの洗練されたスタイリング、時代を先取りしたようなアグレッシブなデザインが、凄くかっこいいので、山陽さんもライセンスとはいえ、もうちょっと近づけたほうがいいんじゃないか!と思うのである。プローサム自体は展開店舗が少ないが、これから増やそうとしているから、ライセンスとの違いを明確にしているのかもしれないが、そうだとしてもちょっと違いすぎるような気がする。まあ、余計なお世話といわれそうだが、せめて、プローサムの雰囲気だけでも組み入れたニューラインを展開して貰うといいように思えるのだが。
 2010/03/14 14:01  この記事のURL  / 


JILL by JILL STUART
当社では注目ブランドレポートなるものを作成しているが、今回登場したブランドの1つがこのJILL by JILLSTUART である。このブランドへの注目度としては、心斎橋の大丸北館で売り上げが良いことなどだが、昨年9月で7店舗、売り上げも13億を越え、今年は8月までにさらに5店舗程度の出店予定だとか。まさに成長期ブランドといえるだろう。

人気の理由は、ジルスチュアートがプロデュースする新しいスタイルのセレクトショップであるということ、アイテムにもよるがジルと比べてオリジナルでも価格は比較的に安いということなどが挙げられる。心斎橋大丸に限らず、これからは百貨店、駅ビル、ファッションビルなどの境界はどんどんと崩れ、中庸であるところに集客が高まるとすれば、必然的にブランディングそのものも、その中庸なポジションを狙う必要性が高まるだろう。もっとも、そうなればプライスMDそのものの見直しが必要となり、次には企画、生産のシステムをどのようにするのか、OEMを含めSPA型の対応が出来る会社と出来にくい会社の違いが鮮明になってくるかもしれない。
 2010/03/10 20:00  この記事のURL  / 


春のキャリアマーケットリサーチレポートより
キャリアマーケットも春物の展開が始まりました。気になっていたアイテムの動向としては、早くもマキシ丈のドレスが売り場で展開されたことです。昨年は夏物での注目アイテムだったので今年はもう終わってしまうのか、それとも夏になるとたくさん登場してくるのか、春先から今年は登場してくるのか。どうなるだろうと思っていたら、春先からの登場です。まあ、この時期だからテストの要素もあるでしょうが、テストだとするとテスト結果は思ったよりいいようです。ということは、この後の3月商戦以降、キャリアマーケットでも今年は重要なアイテムとなるのではないでしょうか。

また、昨年の春はノーカラーのUネックジャケットやニットのカーディガンが羽織アイテムとして注目されました。その結果、秋物でも継続して登場してきました。そして、今年の春物はどうだろうと思っていたら、やっぱり継続しています。もっとも、今年は春レザーも多いのでさらに進化しているともいえるのでしょうか。なぜ、このアイテムが売れるのか考えてみると、エレガンス系、フェミニン系のスカートとの愛称がいいですし、ボーイフレンドジーンズなどとのコーディネートも問題ないので、いわばオールマイティーな羽織アイテムとして重宝がられていると思われます。とはいえ、これで3シーズン目に入ったので、そろそろ新しい変化がほしいところでもあります。そこで、ちょっと注目してもいいかもしれないのがノーカラーのVネックものです。SSコレクションでも増加傾向だったですし、今年の秋はニューアイテムとして仕掛けてみても面白いかもしれないのです。
 2010/03/07 19:25  この記事のURL  / 


春のヤングマーケットリサーチレポートより
いよいよ春物が動き始めたようである。当社で作成しているレポートによれば、やっぱり来たな!という感じであるが、SSコレクションで話題となったD&Gやラルフローレン風、ウエスタンシャツやガーリーな花柄プリントシャツブラウスなど、この春の本命と思っていたアイテムが早速1月に店頭から登場してきた。10月中旬以降にこのあたりのアイテムが注目と言われ始めたことを考えれば、相変わらず早い対応で商品化が行われているようである。

また、昨年はケアベアなどが話題となったが、今春のヤングマーケットではすでにミッキーやスヌーピーのプリント物が登場して来た。そういえば、D&Gもコレクションでミッキーを使っていたので、このキャラクター活用も今年のデザインポイントとして注目しておく必要があるだろう。

ボトムで気になるのはチュールレースなどを使ったロマンティックテイストのミニスカート。ロマンティックではあるが、レギンスとの相性もよさそうなので、ゆるかわいいファッションのマストアイテムになるのではないだろうか。いよいよAWコレクションもスタートしロマンティックテイストの行方が注目されることになると思う。
 2010/02/28 22:44  この記事のURL  / 

| 次へ
プロフィール
栗山 志明 (くりやま しあき)
1977年に(株)キングに入社。
基幹ブランド「ピノーレ」のデザイナー・チーフデザイナー・コーディネーターを経て1987年に独立。1988年に(株)プレールを設立して代表取締役に就任、現在に至る。
ファッション業界の様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。
1988年〜1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年〜現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

株式会社プレールのホームページ

2010年03月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ

http://apalog.com/kuriyama/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
リンク集

アパレルウェブ公式モバイルサイト
スタイルクリップ
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード