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さらに「英語の車内アナウンスの謎」
「なるほど『英語の車内アナウンスの謎』の理由」を読んだ方から、コメントを頂きました。
英語のネイティブスピーカーにとっても、彼女の発音はよろしくないようです・・・。 
インターエデュへの投稿です。

旅行とは直接関係ありませんが英国から訪日された方から言われました、JRの英語がおかしいと。
1.発音が悪いので聞き取りにくい→何故nativeに読ませないのか。とくにRとLがわかりにくい。
2.The next station will be ・・・(誤)
  The next station is ・・・(正)
  次の駅は決まっているのだから(is)でないとおかしい
  だって「次の駅は新宿でしょう」なんていわれたら驚きます。
3.handicapped passengersはもう欧米では使われません。差別用語になります。
  physically challengedを使います。

海外から旅行者が多いのに、一番利用される鉄道がこの調子では日本が馬鹿にされてしまいます。
一度JRに電話したのですが、検討もしていないみたいです。
私が誤っているのでしょうか?


また、次のようなコメントも頂きました。

20年前、それ以前も日本の一部の地下鉄やモノレール等で英語のアナウンスは行なわれていました。当時の方が遙かに聞き取りやすかったと私も感じます。

"Thank you for using the Tokyu Den-en-toshi Line.
This train will merge and continue traveling as an express on the Oimachi Line to Oimachi." と言っているらしいのですが、"This train will"が全くの別言語に聞こえます(笑)



Thank you for using the Tokyu Den-en-toshi Line.
This train will merge and continue traveling as an express on the Oimachi Line to Oimachi.
We will soon make a brief stop at Minami-machida. The stop after Minami-machida will be Nagatsuta.


英語アナウンスとして、これに「OK」を出してクライアントに納品するとしたら、私ならかなりビビります。
おそらく、「JR東日本さんが採用している」ことが、安心感につながっているのでしょう。

業界内の「みんなで渡れば怖くない」を感じます。
 2010/09/30 07:24  この記事のURL  / 
なるほど「英語の車内アナウンスの謎」の理由
先日の、「英語の車内アナウンスの謎」に、読者からコメントを頂きました。
フランス語訛りのタレントさんが、英語の車内アナウンスに各社横並びで採用されている理由についてです。

探すのが面倒、プロダクションとの付き合い、単価
1度決まると追加の単語だけ録るだけで済むので変え辛い
ネイティブで平板読みが出来て安くてこっちの都合でいつでも呼べる人で十年は安定して使える人がすぐ見つかれば良いんですが・・・

前に使ってた方は日本人ですがもっと上手かった。
単価と年齢の問題で変ってしまいましたが。
(年齢と共に声が低くなるので騒音の大きい所では使い難くなる)

物凄く狭い業界なんでどうしても横並びになります
by K

関係者の方なのでしょう。
なるほど。日本の主要な鉄道で、聞き取りにくい英語アナウンスが蔓延している理由がわかりました。

英語のクォリティまで判断するのは難しいかもしれませんが、せめてネイティブスピーカーに発注しようという、当たり前の意見は出なかったのでしょうか。

外国人向けサービスは、クレームが入って改善されるというメカニズムが働きにくいのだと思います。実際、日本に長く住む外国人はこの手のことを諦めている人が多く、「シカタガナイ・・」などと日本語で言われたりします。

外国向人けのサービスの中身が、内輪の事情で決まっていく。
ここにも「お客様目線」の欠如を感じます。
 2010/09/29 07:26  この記事のURL  / 
英語の車内アナウンスの謎
最近電車にのると、英語の車内アナウンスが充実してきたと感じます。
実は、この英語の車内アナウンスで、長い間の謎だったことがあります。

それは「乗換案内」の部分です。

「次は秋葉原 秋葉原です。お出口は右側です。………線は乗り換えです。」

"The next staition is Akihabaraa.The doors on the right side will open."

と、ここまではよいのですが、その後の、

"Please change ***** line."

の*****部分が聞き取れなかったのです。

何度も聞いていると、

"Please change your port"

と聞こえてきました。

「駅」なのにprot「港」とはおかしいなと思いつつ、
portには 「ネットワークとの接続部」という意味もあるので、そんな慣用句でもあるのだろうと(恥ずかしながら)勝手に解釈していました。
なにしろ、JRだけでなく、私鉄でも地下鉄でも、同じように聞こえるのですから。

ところが、そうではないことが最近わかりました。
私と同様に、聞き取れないという人の質問が、ヤフー質問箱に載っているのを見つけたのです。

ベストアンサーには、

"Please change here for the Hibiya Line....."

つまり、"change here for"と言っている、

と載っていました。

そして、 here のhの発音が弱いため、"change'ere for 〜"のように聞こえるという説明もありました。

さらに驚くべきことに、これらの車内放送はみんな同じ人がアナウンスしていたのです。.


その人の名はクリステル・チアリさん。
歌手のクロード・チアリさんのお嬢さんです。

NHK「英語であそぼ」で、「クリスおねえさん」として人気がでたタレントさんなのですが、お父さんがフランス人でお母さんは日本人、日本生まれ日本育ちということで、もともと英語は全然できなかったそうです。

そんな、ネイティブスピーカーではないタレントさんを、各社とも英語の車内アナウンスに採用していたのでした。
(なにか、横並びにしないとまずい事情でもあったのかと、不思議な気がします。)

ちなみに、「クリスおねえさん」の英語アナウンスは、次の鉄道で聞くことができます。

* JR東日本
* JR東海
* 東武鉄道
* 西武鉄道
* 京成電鉄
* 小田急電鉄
* 東京急行電鉄
* 京浜急行電鉄
* 東京メトロ
* 相模鉄道
* 京王電鉄
* 横浜高速鉄道
* 埼玉高速鉄道
* 新京成電鉄
* 東葉高速鉄道
* 箱根登山鉄道
* 横浜市交通局
* 愛知環状鉄道
* 名古屋臨海高速鉄道:西名古屋港線(あおなみ線)
* 神戸市交通局(神戸市営地下鉄): 海岸線のみ
* 福岡市交通局(福岡市地下鉄)
* 南海電気鉄道

ウィキペディアより)
 2010/09/27 18:17  この記事のURL  / 
「ゲゲゲの女房」にありがとう
今日朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の最終回を見ました。

4月3日に書いたブログ、「静かな妖怪ブーム」です。

今朝の「NHKニュース おはよう日本」では、「静かな妖怪ブーム」として、朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を取り上げていました。3月29日にはじまったこのドラマは、初回視聴率が14.8%(関東地区)と過去最低を記録したので、それを受けての、テコ入れのための宣伝だったのかもしれません。
(中略)
最近は日本でも、「勝ち組」「負け組」といったように格差を助長させる風潮がありますし、「お金をたくさん持って」いて、「若くて健康」でなければ幸せになれないといった考え方も広がりました。「妖怪ブーム」は、このような風潮の裏側で広がっているのかもしれません。

原作の「ゲゲゲの女房」には、「熱心に、そしてのんきに暮らしなさい」というメッセージが含めれているように思います。
実際、何千年もの間、私たちの祖先たちはそうやって生きてきたのです。
だから、このドラマの視聴率も、そのうち少しづつ上がって行くのではないかと思います。


この一文を書いた当時、ドラマの話題は「龍馬伝」一色で、不人気が続いた朝の連続テレビ小説に、期待をする声はほとんどきかれませんでした。
それが今では、どこの本屋さんにも「水木しげるコーナー」ができています。

「ゲゲゲの女房」の脚本を書いた山本むつみさんが、あるインタビューで

脚本を書く前にプロットという設計図を書くが、そこにキャラクターがすんなり入ってきてくれて、
思いもよらないセリフを言ってくれます。
作者の思惑、計算でなく動き出し、思わぬ形になるところが醍醐味です。
登場人物が勝手にセリフを言うようなことが起こらないと面白い脚本になりません。
ゲゲゲの女房では、そういうことが起こっています。

という意味のことを言っていたと記憶しています。

登場人物が多いのに、脇役のキャラクターがしっかりしている。
各人にエピソードが振られていていて、それが物語の伏線になっている。
セリフの一言一言が重いので、役者さんがいきいきと演じている。
その勢いがシナリオに反映される。

「ゲゲゲの女房」では、そんな良い循環起きていたように感じました。

朝の連続テレビ小説を半年間見続けたのは初めてことです。
すっかり楽しませてもらった「ゲゲゲの女房」には、素直に「ありがとう」と言いたいです。

今は、次の月曜日からの朝の過ごし方をどうしようかと悩んでいます。
 2010/09/25 14:11  この記事のURL  / 
ゴスロリハルヒの憂鬱
本来はまったく違う生い立ちの「ゴスロリ」と「コスプレ」。
嗜好の方向性が180度違いうはずなのに境界線が曖昧になっている、ということを「『ローゼンメイデン』〜ゴシックアンドロリータとコスプレの境界線」で書いたところ、 読者が「こんな例もありますよ」と教えてくれたのがこれです。

「ゴスロリハルヒ」。


アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のヒロインがゴスロリファッションを着ているという設定のイラストです。(どう見てもゴスロリが好きとは思えないキャラなのですが。)


そのゴスロリハルヒのイラストを元絵にして作られたフィギュア。

ゴスロリは、リボンやレースといった造形上の情報量が多いので、フィギュアファンの間では人気が高いのだそうです。


さらに、そのゴスロリハルヒのフィギュアのコスプレしている人。

こうなってくると、これがファッションなのかコスプレなのかと言い立てることが無意味のようにも思えてきます。

そんなもんはね、後から考えればいいのよ。
ツッコマれたときに考えたらすむことだわ。

(by 涼宮ハルヒ)

ということなのかもしれません。





 2010/09/24 08:53  この記事のURL  / 
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プロフィール
栗田 亮(Makoto Kurita)
(株)テンカイジャパン代表
『Cool Japan! カッコイイ*かわいい*たのしい*おいしい*日本を世界に発信』をテーマに、トラベル、ファッション、ショップ、ブランド等の情報を英語で積極的に発信中。 クールジャパンの翻訳、通訳、海外マーケティングには定評がある。 英語WEBメディア「Tenkai-japan.com」企画・運営 海外向け電子書籍出版、翻訳、通訳、外国語運営サポート、訪日外国人プロモーション、海外マーケティング、JAPANブランドの海外展開支援
●潟Aーチ&コーチ代表取締役社長
●バンタンデザイン研究所 『eマーケティング』 『クリエイティブ・イングリッシュ』講師
●訳書『ユニクロ症候群』(小島健輔著)
連絡先:03-3662-4976
 (株)アパレルウェブ内テンカイジャパン(栗田)

・アーチ&コーチ「日本発の"Earthな"ライフスタイルストア」
http://www.arch-coach.com
・ Tenkai-japan.com「日本のトレンドを英語で発信」
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・PROFILE
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・会社概要/ABOUT US
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