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「ローゼンメイデン」〜ゴシックアンドロリータとコスプレの境界線
ファンにとってのゴシックアンドロリータは、人が呼吸をするように自然に身につけてしまうもの。本来の自分を表現する手段です。
一方、コスプレは、アニメのキャラクターなどの別人格になりきる事がテーマ。
嗜好の方向性が180度違います。
ゴシックアンドロリータのファンが、コスプレと間違われて怒る理由はそこにあります。

しかし、ゴシックアンドロリータとコスプレの境界は、曖昧な場合も少なくありません。

たとえば、「ローゼンメイデン」 (Rozen Maiden) 。
PEACH-PIT原作のマンガ(及びアニメ、ゲーム)です。意志を持った人形が戦うというストーリーのこのマンガは、2006年当時の外務大臣(後に総理大臣になる)が羽田空港のラウンジで読んでいたことでも話題になりました。
この「ローゼンメイデン」の主人公の人形たちは、ゴシックアンドロリータに身を包んでいます。
(shourimiko.deviantart.com)

アニメを見て、ローゼンメイデンのキャラクターになりきるコスプレイヤーがいると同時に、アニメから、ゴシックアンドロリータの世界にハマる人もいる。
そして、アニメとは関係のないゴスロリファッションのファンもいて、その境界線は、曖昧です。
Doll&Ensemleより)
実際、ジャパンエキスポのコスプレイヤーに、
「これはコスプレなのか、ゴスロリファッションなのか」と聞いてみたところ、
「Both(どちらも)」との答えが返ってきました。
コスプレであると同時にゴスロリファッションであるという訳です。

この答えは、事の本質を理解していないと言えます。


しかし、理屈はともかく、彼女たちにはローゼンメイデン風ファッションがとてもよく似合っていました。

文化が普遍化してゆく過程では、こういった一種の勘違いのようなものが、侮れない推進力を担っているのだと感じました。
 2010/09/13 10:08  この記事のURL  / 

プロフィール
栗田 亮(Makoto Kurita)
(株)テンカイジャパン代表
『Cool Japan! カッコイイ*かわいい*たのしい*おいしい*日本を世界に発信』をテーマに、トラベル、ファッション、ショップ、ブランド等の情報を英語で積極的に発信中。 クールジャパンの翻訳、通訳、海外マーケティングには定評がある。 英語WEBメディア「Tenkai-japan.com」企画・運営 海外向け電子書籍出版、翻訳、通訳、外国語運営サポート、訪日外国人プロモーション、海外マーケティング、JAPANブランドの海外展開支援
●潟Aーチ&コーチ代表取締役社長
●バンタンデザイン研究所 『eマーケティング』 『クリエイティブ・イングリッシュ』講師
●訳書『ユニクロ症候群』(小島健輔著)
連絡先:03-3662-4976
 (株)アパレルウェブ内テンカイジャパン(栗田)

・アーチ&コーチ「日本発の"Earthな"ライフスタイルストア」
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