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ジャパンエキスポのコスプレ大会
コスプレと著作権問題は切っても切れない問題です。

日本のアニメ系イベントでは、主催者はアニメやゲームなどの業界団体であることが多いので、「コスプレをする方は、決められた場所でルールに従ってやってください」ということになっています。
これは、主催者は「関係ないです」という、意思表示でもあります。

「場」を提供しただけで、主催者が法的責任が認められる可能性がある。
という最高裁の判例(「クラブ・キャッツアイ事件」判決・最高裁昭和63年3月15日)がある関係で、主催者としては、実際に摘発された例はないとしても、慎重にならざるを得ないのです。

また、コスプレイヤーも、「禁止」にされないための「自主規制」を多く設けています。
こうした事情が、日本のコスプレ文化を閉鎖的なものにしているような気がします。

一方、ジャパンエキスポのコスプレは牧歌的です。

コスプレはジャパンエキスポにおいて、最も人気のあるイベントの一つであると言えます。15,000人収容のメインステージで行われるコンテストには多くのファンが参加、工夫を凝らした衣装を披露します。また中には衣装の他にも演技やダンスを披露する参加者もあり、コスプレを知らない来場者も大いに楽しめます。 japan-expo.comより)

入場料を取っているわけですから、日本の判例を援用するならば、「主催者が著作権違反の法的責任を問われる可能性」があるわけですが、ここでは「決められた場所でルールに従ってやってください」とか「勝手に写真を取らないように」などという人はいません。

そもそも、ジャパンエキスポ自体が、こういうことを楽しみたい人たちが集まって始めたイベントなので、会場全体が、仮装パーティのような雰囲気になっています。

日本で生まれたコスプレ文化が、最近はむしろ海外で盛んなのは、こうした背景があるからだと思います。
 2010/07/27 08:37  この記事のURL  / 

プロフィール
栗田 亮(Makoto Kurita)
(株)テンカイジャパン代表
『Cool Japan! カッコイイ*かわいい*たのしい*おいしい*日本を世界に発信』をテーマに、トラベル、ファッション、ショップ、ブランド等の情報を英語で積極的に発信中。 クールジャパンの翻訳、通訳、海外マーケティングには定評がある。 英語WEBメディア「Tenkai-japan.com」企画・運営 海外向け電子書籍出版、翻訳、通訳、外国語運営サポート、訪日外国人プロモーション、海外マーケティング、JAPANブランドの海外展開支援
●潟Aーチ&コーチ代表取締役社長
●バンタンデザイン研究所 『eマーケティング』 『クリエイティブ・イングリッシュ』講師
●訳書『ユニクロ症候群』(小島健輔著)
連絡先:03-3662-4976
 (株)アパレルウェブ内テンカイジャパン(栗田)

・アーチ&コーチ「日本発の"Earthな"ライフスタイルストア」
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