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平成の「あしたのジョー」
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「あしたのジョー」が、ついに実写映画化されることになりました。
昭和43年〜48年、高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画で「週刊少年マガジン」(講談社)に連載されたこのマンガは、累計2000万部を売り上げています。
ライバル力石徹が死んだ時には実際に葬儀が行われ、よど号ハイジャック事件では、犯人が「われわれは明日のジョーである」と声明を残したことでも知られています。
孤児院育ちの野良犬「あしたのジョー」は、当事、マンガを超えた社会現象の一部でした。
「ほんの瞬間にせよ、まぶしいほどまっ赤に燃えあがるんだ。
そしてあとにはまっ白な灰だけが残る。
燃えかすなんか残りやしない。まっ白な灰だけだ」
日本全国の企業や官庁や学校にいる60歳前後のオジサマ方の心の片隅には、今もあしたのジョーが棲んでいるはずです。
あしたのジョーDVDパッケージ
あれから40年。「ピンポン」の曽利文彦監督、NEWSの山下智久さん、梨園の弟子・香川照之さんが、この名作に挑戦します。
矢吹丈役の山下さんが明大卒、丹下団平役の香川さんが東大卒、曽利監督が阪大卒と、平成の「あしたのジョー」は、みなさん高偏差値。
野良犬の毛並みもすっかりよくなりました。
「それにしても……なんともはや おどろいたね あんたって人は ときどき思いもかけない運命の曲り角に待ち伏せしていて ふいに おれをひきずりこむ…… まるで悪魔みたいな女だぜ」
「迷惑だったかしら…」
「迷惑なんかじゃない その悪魔がおれの目にはヒョイと女神に見えたりするからやっかいなのさ」(文庫版8巻)
(c)高森朝雄・ちばてつや『あしたのジョー』講談社
ヒロイン白木葉子の配役はまだ決まっていません。
ジョーを駆り立て、悪魔と女神を演じ切れる女優さん。
平成の日本では、誰が一番ふさわしいでしょうか。
白木葉子のキャスティングが、実写版「あしたのジョー」の成否を決めそうな気がします。
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2010/03/12 09:28
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