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『アジア時代のファッションビジネスを考えよう』を読みました
坂口昌章さんの新著『アジア時代のファッションビジネスを考えよう』(kindle版)を読みました。

「日本のファッションビジネス再生への提言」シリーズの第一弾として書き下ろされたもので、業界の歴史を俯瞰しながら、アジアで成功するためのビジネスモデルの提案がされています。

誰にでもでもわかりやすく書かれているだけでなく、テキスタイル業界、アパレル業界、流通業界と、横断的な仕事をされてきた坂口さんらしい鋭い指摘が随所に見られます。

・テキスタイル業界は、仕事の内容も使われている用語もバラバラで、隣の工場がどんな仕事をしているのか珍しくない。

・(海外のビジネスで)人を紹介するということは、自分が保証人になることを意味するのに、「良い取引先を紹介してよ」と気軽に頼んでくる日本人が多い。

・どんな業種でも下請け仕事の工賃はだいたい同じ。夫婦で一生懸命働いて月30万円程度。仕事を継続するぎりぎりの工賃が設定されいる。

等々。。



本書が紙でなく電子書籍として出版されたのは、ファッションビジネスに関する本が売れなくなってきているというのが大きな理由だそうです。

この分野で仕事にしたいと考える若い人たちの間でも、本を買って読むという習慣が薄れてきているように感じます。

実際、私が講師をしているファッション専門学校のクラスで聞いてみたところ、「アマゾンで本を買ったことがある」と答えた生徒は三分の一くらいしかいませんでした。

(キンドルの電子書籍を買ったことがある生徒はゼロ。)


「電子書籍を読むのに、専用のブックリーダーを買う必要はないよ。みんなが持っているスマートフォンにキンドルの無料アプリをダウンロードすれば読むことができるから。
105円でこれだけの知識が手に入るのだから使わない手はないよ。」

といって、生徒たちに本書を紹介しました。

真面目な子が多いので、きっと買ってくれるのではないかと思います。



 2013/02/05 11:08  この記事のURL  / 

プロフィール
栗田 亮(Makoto Kurita)
(株)テンカイジャパン代表
『Cool Japan! カッコイイ*かわいい*たのしい*おいしい*日本を世界に発信』をテーマに、トラベル、ファッション、ショップ、ブランド等の情報を英語で積極的に発信中。 クールジャパンの翻訳、通訳、海外マーケティングには定評がある。 英語WEBメディア「Tenkai-japan.com」企画・運営 海外向け電子書籍出版、翻訳、通訳、外国語運営サポート、訪日外国人プロモーション、海外マーケティング、JAPANブランドの海外展開支援
●潟Aーチ&コーチ代表取締役社長
●バンタンデザイン研究所 『eマーケティング』 『クリエイティブ・イングリッシュ』講師
●訳書『ユニクロ症候群』(小島健輔著)
連絡先:03-3662-4976
 (株)アパレルウェブ内テンカイジャパン(栗田)

・アーチ&コーチ「日本発の"Earthな"ライフスタイルストア」
http://www.arch-coach.com
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