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日本古来の美を現代的なアート、音楽、ファッションと融合させたイベント FANTASIA


2017年11月18日に幕張メッセで開催される「FANTASIA −EPISODE.1 PRINCESS KAGUYA−」を紹介するイベント「FANTASIA −EPISODE.0 INTRODUCTION−」が5月26日、東京・渋谷のWOMBで開催され、イベントに先駆けて記者会見も行われた。「日本の美」をコンセプトに、世界に発信していく音楽、ファッション、メディアアートを融合させた新しいプロジェクトとなる。 日本古来の物語を現代風にアレンジしたストーリーに沿って日本の美を表現していくというこのイベント。記者会見では、このプロジェクトの演出を担当する小栗了が演出へのこだわりについて「現代的なものと日本の良さというか古来からのものをしっかりと伝えていきたい」と語った。また、同イベントは2018年以降、海外展開も予定しており、日本から世界に向け発信するイベントとして定着することを目指すという。小栗は「言葉を必要としないエンターテイメント。『和』がテーマなので、歌舞伎や能などをアレンジしながら取り入れていきたい」と具体的な演出ビジョンも話した。演劇、ステージ、格闘技などジャンルレスに活躍する小栗了の演出に期待がかかる。



同日深夜に開催されたパフォーマンスでは、ステージ上に疲れたサラリーマン風の男性が現れ、たくさんの巫女に囲まれたかと思うと、全員でダンスを踊ったり、アクロバティックなパフォーマンスを披露するなど、現在と伝統的な和の融合が表現されていた。特に小柄な女性による腕のみで身体を支えながらの逆立ちしたダンスパフォーマンスは圧巻だった。



併せてヘッドライナーとして、オーストラリア出身の音楽プロデューサーでもある女性2人組のDJで、国内では 安室奈美恵の「Love Story」をはじめ、数々のヒット曲を制作したNERVO(ナーボ)がDJプレイを披露し、訪れた多くの外国人観光客を沸かせていた。また世界的に活躍するDJ、ALISA UENO、ダンスミュージック誌『FLOOR』の編集長も務めるNAOKI SERIZAWA、「burn WORLD DJ CONTEST 2013 JAPAN」で優勝したYAMATOもDJプレイを披露した。


ALISA UENO / NERVO

11月18日の本公演は、幕張メッセのホール9、10、11を使い、開場12時、開演13時、終演21時を予定している。
2020年に向けて、インバウンドを意識したこの種のイベントが増えてくることだろう。




 2017/06/17 19:06  この記事のURL  / 


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名前:久保 雅裕
Masahiro KUBO

アナログフィルター『ジュルナル・クボッチ』編集長

ファッションジャーナリスト・ファッションビジネスコンサルタント。繊研新聞社に22年間在籍。『senken h』を立ち上げ、アッシュ編集室長・パリ支局長を務めるとともに、子供服団体の事務局長、IFF・プラグインなど展示会事業も担当し、2012年に退社。

大手セレクトショップのマーケティングディレクターを経て、2013年からウェブメディア『Journal Cubocci』を運営。共同通信やFashionsnap.comなどにも執筆・寄稿している。杉野服飾大学特任准教授の傍ら、コンサルティングや講演活動を行っている。また別会社で、パリに出展するブランドのサポートや日本ブランドの合同ポップアップストアなども実施し、日本のクリエーター支援をライフワークとして活動している。
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