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ギリギリセーフ!
 昨日、ようやく『11春夏MDディレクション』のレディス版が完成し、今朝から始まるクライアント向け説明会にギリギリ間に合いました。メンズ版もようやく素材ボードに目処がつき、来週から始まる説明会にギリギリで間に合いそう。元々、どちらも7月20日を目標にしていたのがSEOUL調査や巨大駅ビル企画でずれ込んでしまい、冷や汗物のギリギリセーフとなってしまったのです。
 来週末からは9日間の夏休みに入りますが、26日のSPACビッグコンベンションに向け、休み明けの16日から必死の追い込みに入ります。そのあとも幾つか講演やクライアントとのプロジェクト業務をこなして9月中旬には上海調査を予定していますが、秋口からはまた大きなプロジェクトが始まりそう。「うるさい還暦親爺はもう引退しろ!」的なプレッシャーに苛まれる中も次々と当社にしか出来ない面白い仕事が持ち込まれ、憎まれっ子は世に憚っています。退化する若者に迎合したお遊戯仕事は苦手ですが、思いっきり複雑で難しい仕事ならルンルンと引き受けますよ!
 『ユニクロ症候群』もようやく店頭に並びましたが、読者がどう評価してくれるか気になります。お読みになったら是非、感想をアマゾンのカスタマーレビューなんかに投稿してくださいネ。
 2010/07/30 09:04  この記事のURL  /  コメント(0)

本日発売!
 私の久方振りの力作『ユニクロ症候群 退化する消費文明』が本日、東洋経済新報社から発売されます。都心の大型書店では本日から、郊外や地方でも明日には店頭に並ぶでしょう。お急ぎの方はamazonに発注する方が速いかも。
 ユニクロ天下で燻っていた様々な疑問を徹底して炙り出した問題作ですから、浜 矩子氏の『ユニクロ型デフレと国家破産』(文春新書)と読み比べると面白いですよ。ユニクロ興隆の背景を消費文明の途上国的退化と喝破し、ユニクロの強みと弱みを徹底検証してトヨタ的リスクを指摘し、2020年5兆円構想の実現性を冷徹に検証し、退化する日本と進化するアジアをリアルに対比しました。読めばユニクロを取り巻く積年の疑問が解消し、スッキリすること請け合いです!
 お読みになったらamazonのカスタマーレビューに感想を載せましょうネ。
 2010/07/29 09:01  この記事のURL  /  コメント(0)

ウィメンズプラザで講演します
 『ユニクロ症候群 退化する消費文明』の刊行を記念してザ・ファッショングループのビジネスセミナーで講演とパネルディスカッションを行います。期日は8月2日(月)の18:30〜。場所は青山の東京ウィメンズプラザです。パネルのお相手は四月に『ユニクロ進化論』を刊行したWWDデスクの松下久美さん、杉野学園の織田晃さん他。参加費は5000円ポッキリです。詳しくはファッショングループのセミナー案内をご覧くださいネ。
 退化する日本の消費文明と若者達を進化するアジアが追い抜いていく現実をシリアスに語り、壁にあたったユニクロが壮大な五兆円構想にどこまで迫れるか冷徹に検証して戦略転換を迫り、退化の隘路に陥って衰退していくファッションビジネスに再生策を提じます。切って切って切りまくる論展になるでしょうから、スッキリすると思いますよ!絶対に退屈だけはさせません!
 ちなみに8月31日にはゴールドマンサックス証券主催のファンドマネージャー向けセミナー、9月9日にはメリルリンチ証券主催のジャパンコンファレンスで、日亜の小売業とファッションビジネスを比較して近未来を予測する講演を行う予定です。もちろん、8月26日に当社が主催するSPACビッグコンベンションがハイライトで、上海から斉藤克久さんと渡邉兼久さんをお招きして千金楽健司さんも交えてパネルを盛り上げます。ユニクロ一人勝ちの潮目が変わった今、世間と業界の論調を一気に変えていきましょう!
 2010/07/28 09:00  この記事のURL  /  コメント(0)

ビームスが香港、中国に進出
 一昨日の日経に拠れば、セレクトショップのビームスが今秋、香港に進出し、その後に上海などの中国大都市に10〜20店舗を布陣していくとか。香港では「i.t」「I.T」などのセレクトショップやオリジナルのSPA業態を展開するアイ・ティー社(香港市場上場)がフランチャイジーとなって運営するそうです。アイ・ティー社は「アースミュージック&エコロジー」「ラブボート」「ア・ベイシング・エイプ」「ビームスボーイ」など日本ブランドのFC展開で実績があり、中国にも進出していますから、中国展開も同社との合弁かFCになるのでしょう。ユナイテッドアローズは現在、進出を検討中だそうですが、まだ具体的にはなっておらず、シップスは検討もしていないそうです。
 アイ・ティー社の多店化実績を見る限り(セレクトショップ16店舗を含む174店舗)、香港市場は既にセレクトショップが受け入れられる成熟段階に在るのでしょうが、成長途上でブランド志向の強い中国大都市市場がセレクトショップを受け入れる段階かと言えば疑問が残ります。キャラのはっきりしたブランドらしいブランドが求められ、これ見よがしにLVのバッグを持ち歩く人が溢れる(半分以上が偽物と言われるが)今の中国大都市市場は、パリのLVに日本人観光客が殺到し百貨店では欧米ライセンスブランドが主役だった70年代の感覚で(大阪万博は70年だった)、セレクトショップが台頭した90年代とは相当な乖離を感じます。日本と同様な進化を辿るなら、DCブランドブームとインポートブランドブームを経てストリートカジュアルが興隆した後、セレクトショップが台頭するプロセスを踏むはずで、ドッグイヤー的に進化が加速する中国市場と言えども、まだ5〜6年は先になるのではないでしょうか。時期尚早と言うべきで、ユナイテッドアローズさんもシップスさんも焦んなくていいですよ!
 2010/07/27 09:04  この記事のURL  /  コメント(0)

銀座三越の増床リモデルはアジアを向いているの?
 三越伊勢丹ホールディングスが9月11日に新館を加えて増床開店する銀座三越の概要を発表しました。増床によって売場面積が5割増の3万6000平米となり、初年度売上目標は630億円と現在の地域一番店である松屋銀座本店の560億円を抜く見通しだそうです。プレスリリースを見る限り、公道で分断される1〜2Fを除いては旧館新館を一体化したフロアとなるようで、スケール感も期待されます。
 客層やカテゴリーを軸にブランドの枠を超えて編集する伊勢丹流のMD構成は想像通りでしたが、化粧品/アクセサリーをB1Fに配置したのは意外でしたネ(食品はB2〜3F)。フロア毎の編集軸と組み込まれる主要ブランドが公表されていないのでイメージは今ひとつ掴めませんが、最近の伊勢丹本店に見られるような構成になるのでしょう。ロンドンのセルフリッジなどにも通ずる今風の手法だとは思うのですが、編集に隠れてブランドの顔が見えないとアジアからの観光客は買い難いかも知れません。サービス体制ではアジア観光客対応を重視しているようですが、売場構成はやはり東京商圏を向いているのでしょう。
 実は伊勢丹と合併する前に銀座三越のグローバル対応リモデルを企画したことがあるのですが、各フロアの中央はセレクトショップと組んだ編集売場にする一方、壁面側はすべてブリッジブランドのショップを配置して、東京対応とアジア対応の両面を睨んだ構成にした事が思い出されます。東京商圏はせいぜい2000万人ですが、アジア商圏は富裕層だけ見ても億を超える広がりが期待されます。銀座四丁目の角に位置して売上の極大化を狙うなら、アジアの富裕層にフォーカスを合わせたブランド揃えとブランドの顔が見える編集が必要なのではありませんか・・・・・
 2010/07/26 09:01  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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