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他人事ではありません
 先週は「ミニバブル崩壊」なんて他人事のように書いたけど、6月以来の小売株急落には正直、ビビッてます。ポイントやユナイテッドアローズの株価は暴落に歯止めがかからない状態で、いったい何事が起こっているのかと思うほど。6月までは月度の売上も堅調だったし、7月はセール前倒しの反動で落ち込んだものの8月も堅調だったのに、なんでこれほど急落するのか業績からは想像がつきません。消費の先行き不安という事なのでしょうが、9月の売上次第ではさらなる下落が危ぶまれます。残暑もあってか入って来る売上状況は低調ですから、月計が公表されればどうなるか恐ろしい。
 先週は大宮のホテルでテナント企業向け、六本木ヒルズでアナリスト向けの講演があり、4件のVMDクリニックをこなしました。木曜には月例の「出店案件審査会」を主催し、9件まとめて格付けしましたが、駆け込み開発の不良物件が多くお勧め物件は二つに留まりました。10月3日開催のSPAC例会では6月以降に格付け検証した19物件をまとめて発表するとともに、過去一年間にメンバー企業が出店した数百の事例を分析して出店条件の変化を詳しく報告します。乞う御期待!!
 2007/09/25 11:21  この記事のURL  /  コメント(0)

ミニバブル崩壊が始まりました!
 体調を気遣いながら少しづつアクセルを踏み込むように仕事をこなした先週。某大手アパレルのブランド・ポジション分析(何せ十幾つもあるから手間取る)や今週の二つの講演の準備、11月開催セミナーの構成企画などの間に、某外資ブランドの来SS期MD展開設計や幾つかのVMDクリニックをこなし三連休に逃げ込みました。
 世界的な好景気も米国住宅バブルの崩壊から陰りはじめ、円安外需依存で走って来た国内景気にも息切れの兆しが見えだした夏休み明け。企業景気がほとんど勤労者所得に及ばないまま、ミニバブルは明らかにハジケ始めました。ゴールドマンサックスによるティファニー銀座ビルの超高値買収を最後に、バブリ続けていた不動産価格が下落に転じたのです。折り込みチラシでも値下げ物件が目立ち始めるなど、潮目の反転がはっきり感じられます。値上がりを期待して高値掴みした不動産ファンドなど、市場価格が急落しています。また、失われた十年を繰り返す事になるのでしょうか。
 冷却が目立つのはアパレル消費も同様で、何年も絶好調で来た有力企業さえ急減速しているのには風向きの変化をはっきり感じます。ここ数年、若者人口が急減する中を販売員不足を押し切って大量出店してきたツケが回って来たのでしょう。販売員さえ足らないのに、そんなに店作ってどうするの。百貨店のOL市場はもうお終いで、急増したファッションビルや駅ビルにもやがて秋風が吹きだすのかも。大人市場は人口減さえないもののモードやブランドへの関心が急速に薄れ、背伸びしてファッションを追うより等身大の自分流ライフスタイルに関心が移っています。「モードな服とかブランドなどどうでもいい」というのが大人の本音なのかも。妻宛に大量に送られて来る百貨店やブランドショップのカタログやDMが目も通されないまま捨てられているのを見るにつけ、ひとつの時代の終わりをはっきり感じます。
 2007/09/18 09:54  この記事のURL  /  コメント(0)

ダウンしてしまいました
 先週は月曜夜に仙台で閉店後のVMDクリニックがあってお泊まりになり、火曜もお台場で閉店後のVMDクリニックがあって帰宅が11時過ぎになり、水曜には某社が買収したカジュアルチェーンの再生案提出があって、おじさんはもうへばってしまいました。木曜朝はベッドから出られず、仕事は午後からという体たらく。それでも、某郊外ターミナルビルのテナント構成と売上予測を木金で仕上げ、ようやく週末のゴングに救われました。仙台でのVMDクリニック後には売場のお嬢さん達に囲まれての飲み会があり、これがダウンのきっかけになったようです。40代までだったら楽しさが先立った飲み会もこの齢ではダメージの方が大きく、可愛いお嬢さん達にも申し訳なく悔しい限りです。
 今週は某大手アパレルのブランド・ポジション分析提出や某カジュアルチェーンの業態再生案企画、某外資ブランドの来SS期MD展開設計などの傍ら、幾つかのVMDクリニックをこなします。ようやく朝夕は涼しくなって過ごし易くなりました。なんとか体調を整えて頑張らなくてはなりません。
 2007/09/10 09:21  この記事のURL  /  コメント(0)

バブルは何時、ハジけるの?
 8月31日にビッグコンベンションを終え、週末は脱力してしまいました。経営層に特化するためSPAC月例会ほど盛況ではありませんが、中期の戦略をズバッと言い切る重要な場で、やる方は真剣そのもの。終わるとグッタリくるほどです。日米のデータを総結集して「百貨店/量販店の衣料部門は半減する、だから必死で脱出せよ」と言い切ってしまいました。
 30日には「銀座マロニエゲート」のプレスプレビューに行って来ました。銀座らしからぬミックス感やストリート感が漂う渋谷/原宿系セレクトショップやブランドショップのオンパレードで、意表を突く大胆な構成に驚かされました。一足先にセレクトショップを集積してひとブロック裏にオープンした「銀座ベルビア館」が苦戦する中、ここまで突っ走るとはバブルとしか言い様がありません。「新丸ビル」にせよ今回の「銀座マロニエゲート」にせよ、売上と収益をきちんと積み上げる発想からは決して出てこない遊び心いっぱいの構成で、バブルな御時世を痛感させられました。玄人が頭を傾げる業態開発と大量出店に暴走する企業が若者に享けたりするのもバブルゆえかも知れません。今度のバブルは何時、ハジけるのでしょうか。
 2007/09/03 11:01  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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