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JR三越伊勢丹の再生は神々の領域
 ルクアとJR三越伊勢丹の年度末(三月末)までの売上が確定したが、ルクアが250億円の予算に対して36.4%積み増しの341億円、JR三越伊勢丹が550億円の予算に対して56.3%に留まる310億円となった。どちらも五月四日の開店だから、年間トータルなら日割り計算でルクアは375億円、JR三越伊勢丹は340億円前後が年間売上になるはずだ。そこから坪効率を読むと、ルクアは619万円、JR三越伊勢丹は224万円と三倍近い(2.76倍)開きがある。
 ルクアが大幅積み増しでもJR三越伊勢丹の未達額があまりに大きく、両者合計売上は予算の800億円に対して実績650億円と150億円もショートしている。どちらも同じJR西日本の投資事業だからJR三越伊勢丹を何とか浮上させないと収支計画に響いて来る。とは言え、百貨店の弾(ブランド)は阪急と大丸で使い切られ、駅ビルの弾もグランフロント大阪で出払ってしまうから、もう売場を構成しようにも使える弾がない。それでもJR三越伊勢丹を立て直して150億円のショートを埋める事が出来るとすれば、それはもう神業の世界だ。さすがのプロフェッサーも策が見えないから、もはや神々の領域なのだろう。
 2012/04/24 09:08  この記事のURL  /  コメント(1)

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コメント

jr三越伊勢丹をやめて、三越大阪店にすれば、再生すると思う。阪急がある大阪では、伊勢丹はいらん。梅田の阪急に親しみを感じる大阪人にとっては、新宿の伊勢丹には、好意は持てない。
Posted by:武田 敏  at 2012年05月07日(月) 15:57


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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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