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VMDクリニック
 毎月、月末近くになるとコーディネーターがマーケット別のスタイリング/MDをカラーイラストで報告して来る。それを見ているとマーケット毎のトレンドやMDの流行が手に取るように解り、今どんなスタイリング/MDを組むのがベストか想像がつく。そんな流れを頭に入れた上で、月末の売場をベストに組み替えるべく、商品部、営業部のスタッフを集合させてクライアントの店頭VMDクリニックが続く。店頭に行ってまずチェックするのは以下の5点だ。
 1)MDの分類(テイストやカテゴリー)と配置は明確か。
 2)MD構成(の見え方)はシーズン進行とマッチしているか。
 3)打ち出しのスタイリングはトレンドを反映しているか。
 4)キーMDの陳列(畳み方や色配列)はインパクトがあるか。
 5)顧客が期待するブランドのポジションとズレていないか。
 このチェックに基づいてMDの分類や配置、アイテムやカラーのグルーピング、陳列やスタイリングを修正して行くと、売場は見違えるほどインパクトのある姿に変わる。改善前と改善後のポイントを商品部、営業部のスタッフに理解させ、写真を撮って解説指示を付けて全店に送付しVMDを統一するのに加え、品揃えの軌道修正を図るのがVMDクリニックの実務的目的だが、毎月の繰り返しによってブランドのポジションを固めて行く効果も大きいと思う。
 今月も来週末にはコーディネーターの報告が上がり、その翌週にはクライアントのVMDクリニックが続き、GWに向けてVMDを固めて行く事になる。VMDクリニックは開店前の早朝作業で現場のプロを相手に神経を使うから、体力気力がないと続けられない。それでも見違えるように変わった売場を見ると頑張らねばと思うのだ。
 2012/04/13 17:06  この記事のURL  /  コメント(1)

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コメント

小職も、貴殿のご意見に賛同いたします。
計画と実践
実践の修正
現場は、常に変化できる。し変化させること思います。
Posted by:山本 隆之  at 2012年04月18日(水) 13:38


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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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