|
||
コーディネーターの報告するスタイリング動向イラストを見ていると、今春はメンズとレディスのフィットが乖離しているように感じられる。メンズでは緩く腰履いたり落とし履くスタイリングが広がる一方、レディスでは過去数年続いた緩いレイヤードが減少してボディに沿ったニートなスタイリングが増えている。今AWのレディスでは緩レイヤードからボディコンシャスへというトレンドが明確な一方、メンズではAWへ向けて正反対の弛崩しが深まる(現実にはモードなフィットと二極化する)というトレンドで、今春の店頭はそれを先取りしてメンズとレディスのフィットが乖離しているのだ。 フィットの変化はデザイン的には大きな変化に見えなくても実際の物作りではパターンを悉く引き直す必要があり、開発スケジュールが半月はずれ込んでしまう。在りパターンで誤摩化して来たODM依存ブランドなど、直近になってパニクるのではないか。 フィットの変化はVMDにも及ぶ。ボディやマネキンに上も下もMサイズを着せるとは限らず、フィットのトレンドによってはボトムはL/LLサイズを落とし履かせ、トップはSサイズをピチピチに着せるなどという技が求められる(「ホリスター」のボディ着付けを見てご覧)。本部が品番や色しか指示しないと店舗では上下ともMサイズを着せてしまうから、スタイリング訴求力は期待すべくもない。そんなシーズンでは着付けするトップ/ボトムのサイズまで本部が指示してあげましょうね。 ![]() |







