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異次元の世界にワープしました

休みに入った29日は早速、イオンモール羽生に、30日はイオンモール日の出に出かけました。羽生は幾つかのローカルタウンの狭間にあって広域が狙える 立地ですが、幹線道路からはちょっと入った所で一瞬、迷いました。テナント数200とモールの規模も大きくバラエティも十分な圧倒的一番店ですから、太田や高崎に匹敵する成功モールになるでしょう。日の出はテナント数160と一回りコンパクトでモールの端から反対側のサティが見えちゃうぐらいですが、 サービス施設のきめ細かさはイオンモールでもピカ一ではないでしょうか。羽生は5000台、日の出は3700台の無料駐車場が備わっていますがそのレイ
アウトと位置表示は絶妙で、何処に止めてもすぐモールに入れますし、何処に止めたか迷う事もありません。イオンモールの累積されたノウハウはすごいもの だと感心しました。
 羽生のモールを一周して気付いた事は、これまでのモールでは必ず幾つかあった「売れないけど企業の戦略として出店しました」という店がほとんどなかった事です。強いて挙げればザ・ポールフランク・ストアぐらいでしょうか(バカみたいに高い百貨店価格で売れる訳がない)。郊外SCで売れるお手頃価格(ロワーモデレート中心で、だいたい何でも百貨店平場価格の三分の一〜四掛け)のテナントがバラエティ豊かに出揃い、それぞれに魅力あるテナントだけでこれだけの大型モールが埋まってしまう。そんな時代なんだと今更ながら実感しました。何でもバカ高い都心で生活していると価格感覚が狂ってしまい、モー ルに来ると安さとバラエティに喜んでついショッピングしてしまいますが、半日かけて買いまくっても十万円行きそうもありません。半日かければ百万円が 吹っ飛んでしまう都心の百貨店と比べれば異次元の感があります。
 安さとバラエティだけでなく顧客サービスも都心とは比較にならないきめ細かさで、幼児の実質無料預かり(それもモールのど真ん中一等地で/日の出)、ワンチャンの一時預かり(一時間四百円/どちらも)、何カ所も設けられた身障者専用駐車場(専用ゲート付きで無法者の不当利用を阻止出来る優れもの/日の出)など、本当に涙ものです。都心の百貨店なんか沢山買わないやつは客じゃないなんて扱いで、ムッと来る事ばかりです。この前なんか伊勢丹本店で五時 間かけて19万円も買ったのに、駐車料金を請求されてキレました(20万円未満のお買い上げでは四時間半までしか無料にならないそうです。顧客という感 覚が根本から欠如しているとしか思えないのですが武藤さん、どう思いますか)。こんなモールが郊外や地方にいっぱい出来れば、バカ高くてサービスの悪い都心の百貨店なんか本当に無くなってしまうでしょう。
 ついでながら驚かされたのが新たに開通した高速道路のワープ的ショートカットです。羽生の帰りは先頃開通した首都高速中央環状線のおかげで東北自動車道から幡ヶ谷へワープ出来、家まで1時間強で着いてしまいました。日の出にしても永福から入って中央自動車道八王子JCNで圏央道へ入って日の出ICで出て、代々木上原の家からイオンモール日の出までたった40分でした。これはもうワープと言うしかありません。モールにせよ高速道路にせよ文明はスゴイ!! ブランドもお客さんも化石化した百貨店からモールへ脱出するのは当然でしょう。
 2008/01/01 15:24  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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