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グローバル勝ち抜き戦
 先週は水曜日に「SC出店戦略ゼミ」、木曜日に「マーチャンダイジングゼミ」を開催する一方、秋冬マーケットを総括してレディス/メンズの客層マップを仕上げました。国内ファッション誌からカタログまで総動員し、レディスは43タイプ計165スタイル、メンズは40タイプ計135スタイルに組み上げ、OL/ヤングアダルトはもちろんミセス/アダルトでも新たなタイプを設定してライフスタイルから来る流れを組み込みました。これに8〜10月のブランド別販売成績ツリーをクロスして来秋冬のマーケット変化を予測し、コレクションシーンなどから来るトレンドを加味して当社の『MDディレクション』が出来上がる訳です。この後、マーケット別にスタイリングテーマを設定してカラーパレットや素材ボードまで仕上げて行く作業が年末まで延々と続く事になります。毎回、ぞっとするほど根を詰める長い工程で、重圧感にめげそうになります。それだけ精密に組み上げたディレクションですから、単なるトレンド予測とは次元が違い、現実のMDに即活用出来る優れものです。業界の方々にはもっと評価してもらいたいものです。
 金曜日は早朝からイオンモール川口(旧ダイヤモンドシティ・キャラ)に出掛け、某カジュアルSPAのVMDクリニックを行いました。その後にリモデル部分を検分しましたが(一部は23日完成)、新たにZARAやGAPなどのグローバル勢が導入され、それまで一等地を占めていた国内大手SPAが圧縮されて脇に追いやられていたのが印象的でした。国内市場にあってもブランディングの闘いはグローバル勝ち抜き戦なのだと痛感させられました。国内大手SPAの方々は優位を保っているつもりかも知れませんが、MDや調達にせよ店舗環境やVMDにせよ、グローバルウォーズを勝ち抜く戦略はもっと次元を異にするものだと思います。
 2007/11/12 11:35  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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