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貧困時代に回帰する日本
 最近復活しているトリスや角のCMを見る度、日本がまだ貧乏だった50年代を思い出します。60年代は経済成長とともに角からオールドへ、70年代はジョニ赤、80年代はジョニ黒かチバス、90年代になったらシングルモルトと思ったのも束の間、再びトリスと角の時代に戻ってしまうなんて想像も出来ませんでした。トリスなど貧乏だった遠い昔を懐かしむ博物館物でしかないと思っていたら、今や若者の飲み会では第一線に復活しているなんてビックリですよ。日本は貧困時代に回帰しているんですネ。
 目をお洋服に転ずれば、敗戦直後の更生服から50年代の手縫い洋裁服、60年代の国産ナショナルブランド(VANなんて懐かしいですネ)、70年代の洋物ライセンスブランドやマンションメーカーブランド、80年代のDCブランドの次はラグジュアリーブランドを謳歌したのが頂点でした。バブル崩壊以降、日本がどんどん貧乏になる中、ユニクロやしまむらで落ち止まるかと思いきや、チープを極めたファストファッションがブームになるわ、それさえ醒めて等身大なナチュラルレイヤード(中国では農民服に見えるとか)が席巻するなど、貧乏臭い(エコナチュラルと言うべきです!)ローカル化が止まりません。震災の痛手冷めやらぬこの秋冬なんか真知子巻きまで復活するのかも・・・・
 これほどマーケットがローカル化しては海外コレクション報告セミナーなんか無用の長物で、等身大なローカル市場に徹した当社の『MDディレクション』の方が遥かにお役立ちですよ!何だか宣伝になっちゃいましたね。
 2011/06/21 09:03  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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