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レイクタウンアウトレットは圧巻でした
 4月29日に開業したイオンレイクタウンアウトレットに遅ればせながら行って来ました。近所で仕事があったついでに立ち寄ったのですが、想像以上にテナントが充実していたので時間を取られてしまい、オフィスに帰り着いたのは来客時間ギリギリでした。
 2万7000平米に141店を揃えたレイクタウンアウトレットは中央広場から三方向にモールが伸びる二層構造で、一周すると結構歩きます。ラグジュアリー系こそ限られるもののアウトレット初登場の海外ブランドや国内ブランドが充実しており、ゾーニングもカテゴリーや客層を考慮したストーリーがあって、イオン初のアウトレット開発にしては望外によく出来ていました(各店入り口の水返しの高さだけは難点)。これまでのアウトレットでは例外だった仕入れのオフプライスストアが何店か見られるのもひとつの特徴でしょう(百貨店のアウトレットも含め、今後の新ジャンルだと思います)。三井さんやチェルシーさんもこれは侮れないと思ったのではないでしょうか。
 開業前の当社の検証では大成功間違いなしと判定され、3万平米で377億円の売上を予測していましたが、実際には2万7000平米で開業したので初年度売上は339億円と予測されます。これはアウトレット売上ランキングでも御殿場、入間に続き軽井沢や佐野と三位の座を争う水準ですから、初仕事としては大成功と言えるでしょう。となれば、イオンが第二第三のアウトレット開発を急ぐのは当然で、二強独占が強まっていたアウトレット業界も大きく変わって行くのかも知れません。
 アウトレットの成功はともかく、既存のMORIやKAZEにどんな影響があるか懸念されますが、神戸三田や泉南でアウトレットとモールの並存を経験して大丈夫と踏んだのでしょう。それでも多少の不安はあるのか、東埼玉道路を跨ぐブリッジでMORIの中央部と繋いだだけで、KAZEからは道路を歩いて渡るしかありません。一体化というより隣接する別物として運営されているようです。KAZEはともかくMORIには影響が及んで、実質アウトレットな処分店が増えて行くのではと心配してしまいます。半年一年と様子を見て行きましょう。

 2011/05/19 09:14  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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