« 前へ | Main | 次へ »
震災対策セミナー
 世の中、真っ青という戦後最大の危機下、必死になって対策に動く人、半分諦めて様子見の人、早々と逃げ出す人、様々ですが、ここぞ商機とばかりに『震災対策セミナー』を打ち出す人もいて、ちょっとびっくりしました。
 意気消沈しないで対策を提ずる気力があるだけご立派と言うべきなのでしょうが、当社ではそのような計画は御座いません。震災直後から今、何をすべきか考えて来ましたが、流言飛語に付和雷同せず慎重に状況を見極め、不要な不安を煽らず適切に提言して行く、というのが基本姿勢でしょう。震災直後には家族や社員の安全を確認し、業務の優先順などを考慮して合理的な勤務体制を決め、落ち着くにつれ取引先の状況を掴んで当面の業務方針を固め、被災地への義援金などの手配を終わらせ、ようやく業界に何を提ずるべきか考える余裕が出て来たというのが実情です。
 実際、3月24日開催のSPAC研究会では戦時ロジスティクスを基本に在庫配分と人員配置の緊急シフトを提じましたが、それ以上、子細に渡って言及するのは避けました。各社とも皆、最善を尽くして対策に駆け回っている時に机上の論理を並べるのは憚られます。被災状況が明らかになり、各地の消費動向(被災地/関東圏/中部以西で大きく異なる)が掴めるようになったら、毎月のSPAC研究会で随時、提言して行きましょう。4月28日のSPAC研究会では出店政策に加えて被災と退避による各地の商圏変化に言及し、5月26日のSPAC研究会では震災後のディストリビューション対応と店舗再編を提ずる事になるのでしょう。それも原発如何でどうなるのか解りませんが・・・・・
 2011/03/30 09:13  この記事のURL  /  コメント(0)

コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント


« 前へ | Main | 次へ »


ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

リンク集
更新順ブログ一覧
最新記事

http://apalog.com/kojima/index1_0.rdf
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
月別アーカイブ