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冬期に偏重したユニクロ
 10月28日に開催するSPAC研究会のために主要ブランドの月指数構成を算出したが(09年9月〜10年8月)、そのグラフにはユニクロの特異性が顕著に現れていた。
 冬期に売上の40.1%、中でも12月に15.7%が集中し、夏期は23.2%、秋期は19.6%、春期は17.2%に留まる。最も近いと思われる主要ファミリーSPA3業態平均の冬期は31.0%、12月は9.6%(ピークは1月の12.9%)だから、ユニクロの極端な偏りが指摘される。フリースやヒートテック、ダウンジャケットなどのメガヒット商品が冬期に集中する反面、他シーズンはそんなメガヒット商品を欠くゆえの偏りと思われる。しかも、その偏りは毎年、強まっているから、他シーズンのヒット商品開発は遅々として進んでいないのであろう。
 逆に言えば、冬期のようなメガヒット商品が他シーズンでも開発出来ればユニクロの売上はさらに伸び、月指数も平準化して在庫回転も大きく改善される事になる。売上月指数やMD展開に限らず、多店舗への在庫配分・運用やVMD手法でもユニクロは改善余地が大きいと思うのだが・・・・自信満々の柳井さんは耳を傾けてはくれないでしょうネ。
 2010/10/27 09:13  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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