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アリオ橋本はいま一つでしたネ
 昨日は所用があって早朝から京王電車に乗って橋本まで出かけました。駅から狭い歩道を線路沿いに三分ほど歩くと右手にアリオ橋本が見えて来ましたが、建築デザインのせいなのか塗装色のせいなのか、随分と古びて見えたのが第一印象でした。
 そんな外観とは対照的にモールは白一色のモダンな空間に仕上がっていましたが、テナント構成はいま一つでしたネ。1Fも2FもモールのIY対極側が大型テナントで埋められて専門店のバラエティを欠き、客層対応も業種構成も欠落だらけだったのです(昨日のブログ「テナントミックスのマトリックス表」を読み返してネ)。1Fでは大型雑貨店のロフト、ワールドのブランド複合ストアのスタイルジャム、ZARA、2Fでもゼビオ、アカチャンホンポ、IYのキッズタウンが大面積を占め、テナント密度はIY側に偏っていました。1/2Fとも飲食のサブモールを設け、1Fではサービステナントを小路にまとめるなど、それなりの工夫も見られますが、モール専門店のバラエティとバランスを大きく損なったのは痛手と言うしかありません。目玉となる新業態もワールドのスマーティーだけとは寂しい限りです(スマーティーにもガッカリしましたが・・・・)。
 アリオ橋本は西〜南方向に広がる商圏と競合環境に恵まれ、当社の開業前予測でも初年度売上が273億円、衣料テナントの平均販売効率も15.9万円/月坪と高く評価していただけに、こんなにバラエティとバランスを欠くモール構成になっては予測値を下回るのではないかと不安になってしまいました。リーシング時期がリーマンショック不況と重なって弱気の交渉となったのかも知れませんが、これほどの好物件ですから、もっとテナントを詰め込んでも良かったのでは。勝てる稼げるモールだけに、ちょっと残念でした。
 2010/09/29 08:50  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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