« 前へ | Main | 次へ »
東京ミッドタウンに外人租界を感じました
 東京ミッドタウンは六本木ヒルズと較べると施設の配置が解り易く、ギラギラしたスノビズムも適度に抑制され、落ち着いた雰囲気で好感が持てました。オフィスやレジデンス、ホテルが主役の複合都市開発で、商業施設は「ガレリア」を中心とした2万4000平米ほど。その「ガレリア」とてレストランやサービス関連が主役で、ファッション関連は上品かつコンパクトに抑えられていたのが印象的。その中で「リステア・ミッドタウン」だけギラギラ目一杯、スノビズムを追っていたのが不思議でした。
 個人的な印象を言えば、六本木が特別な外人租界だった60年代の選民的クローズド・コミュニティの今日的再現が暗喩されているように感じます。「ガレリア」のパブリックデザインなどに当時のキャピタルヒルトンやオークラのジャポニスムを想起するのは私だけでしょうか。とまれ、東京ミッドタウンは六本木ヒルズのように大衆のスノビズムを刺激する事を避け、この高価なコミュニティに暮らす選ばれた人々に最高の快適さを提供する事に徹していると評すべきでしょう。
 私はと言えば、都市生活で一時のファーストクラスを味わうフライト感覚は好みませんから、東京ミッドタウンにははまらないでしょう。ましてや、セレブ気分でのショッピングなど、まったく興味がございません。でも、年末年始などにリッツカールトンのクラブスウィートをとって一時の外人租界を味わうのもいいかも知れません。
 今週は木曜日に百貨店の自主売場やセレクトショップを対象にしたMD&売場運用ゼミを開催します。まだお席がありますから、御興味ある方は是非、御参加下さい。
 2007/04/02 11:32  この記事のURL  /  コメント(0)

コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント


« 前へ | Main | 次へ »


ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

リンク集
更新順ブログ一覧
最新記事

http://apalog.com/kojima/index1_0.rdf
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
月別アーカイブ