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ユニクロ的国民車が登場する?
 日本経済新聞に拠れば、トヨタ自動車は系列部品メーカーに部品価格を3割以上引き下げるよう要請したとか。これまで高級車も大衆車も同様に高品質部品を使っていたのを、2012年以降に発売する新車からは先進国向け高価格車と新興国向け低価格車で部品の質も差をつけて一段のコスト圧縮を図る方針との事。まさしくボリュームゾーンシフトと言うべき大決断ですが、機能や品質を抑えて低価格化した車を欲しがっているのは新興国市場だけではありません。自動車メーカーは発展途上国的に退化する日本市場でも“ナノ”的低価格車が希求されている事に気付くべきです。ファストSPAにあれほどの人々が殺到する現実を見てください。作り手が思うほど消費者はもう品質にこだわってはいないのですよ!
 かつてのスバル360やパブリカのような国民車がユニクロ的な適正機能(必要にして十分で過剰でない)商品開発で格安に売り出されば、ユニクロ同様、一人勝ちの大ヒットになるに違いありません。先進国市場の低価格限定機能車は“ナノ”と違って保安基準も厳しくナビもエアコンも必装備となるでしょうが、お値段は100万円を大きく下回るべきだと思います。自動車メーカーが抜本的な低価格化に躊躇している内に、家電メーカーや自転車メーカーが‘モーター付き四輪自転車’感覚のとんでもプライス車を売り出すかも知れませんよ!EV化で乗用車はパソコン同様、誰でも作れるコンポーネンツ商品になってしまうのですからネ。
 2009/12/24 09:06  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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