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事業再生コンサルティングに取り組みます
 昨年末、某大手セレクト企業が役員含みでM&Aの専門家を招聘。その方を紹介された時、『いよいよライブドア戦略ですね』と言いたくなるのを飲み込みました。「ライブドア戦略」と言うと如何にもうさん臭く聞こえますが、『M&Aによって入手した事業を再生して付加価値を高め、株式公開や転売、あるいは自社の成長や株価上昇によって利益を得る資本戦略』と定義される立派に確立された成長戦略なのです。ライブドアはその過程でインサイダー取引や粉飾決算などの違法行為を行った事が指弾されただけで、合法的に行うなら実に効果的な成長戦略であり、イオングループが先行して実践しファーストリテイリングも志向する上場企業のメインストリームと言うべきものなのです。もちろん、前述した某大手セレクト企業に対しても、肯定的な意味で一言述べたくなったわけです。
 近頃は大変な人手不足で、売場スタッフはもちろんですが、事業の盛衰を左右するCOOやMD、営業部長クラスの適材入手は困難を極め、コストも急上昇しています。そんな中、自社で事業を拡大するスピードには限界があり、一気に事業と人材を入手出来るM&Aが極めて魅力的な手法として注目されているのです。某セレクト企業も危なっかしく見えるほど新業態を布石し続けても期待する成長には遠く、資本マーケットの評価を得るにはM&A戦略が不可欠と決断したのでしょう。
 ファンド系に加えて現業企業までもがM&A戦略にしのぎを削るようになれば事業買収の波はさらに高まり、買い値も釣り上がっていきます。となれば、買収した事業をより短期により高付加価値に再生できる技量が問われる事になり、事業再生戦略のキーマンとして戦略コンサルタントや辣腕事業責任者が希求されるのは間違いありません。よって、今年のメイン業務として事業再生コンサルティングに取り組む事にしましょう。となれば、六本木ヒルズに本社を構える某大手ファンドともコミュニケーションを深めなくては。
 
 2007/01/05 16:09  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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