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ローカルが匂い立つからメジャーになれる!!
 昨秋に立ち上がった注目SPAの中でも私が特に惹かれるのが遊心クリエイションの“イーブス”です。イオンレイクタウンからスタートして西宮ガーデンズで一応の販売成績を叩き出したとは言え、まだ3店舗しかなく好調と言えるのは西宮ガーデンズだけですから、とても離陸したとは言えません。でも原価率を42%にしても時代の適性価格を実現せんとする心意気は可愛いではありませんか!たった3店舗のロットであの価格と品質を叩き出す血みどろの努力を評価してあげたいのです。
 “イーブス”の企画開発体制はもち自社貫徹で、安直な商社OEMなどとは一線を画しています。でも、マスに受け入れられたいと言う思いが前に出て自社貫徹開発らしからぬ薄味にまとまってしまい、“ZARA”のお仲間に見えてしまうのは残念です。遊心クリエイションが手掛ける他のブランドは皆、BOROや上田正樹が歌い上げるディープな大阪ソウルが染み付いているのに、なんで“イーブス”だけは無味無臭に個性を殺しているのか理解に苦しみます。もし“イーブス”に大阪ローカルな灰汁がどっぷり染み付いていれば、もっと人気が盛り上がっていたのでは!
 “マウジー”や“エゴイスト”は渋谷ローカル、“キットソン”や“フォーエバー21”はLAローカル、“GAP”だってSFローカルだからメジャーな人気ブランドになったのです。発祥地のローカルカルチャーが匂い立たないようではメジャーな人気ブランドにはなれません!そこんとこ森島君、早く気付いてよ!!
 2009/06/30 09:06  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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