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本命と穴馬
 コーディネーターから秋物のスタイリング傾向報告イラストが上がって来たが、やはり‘本命’はチェックアイテム軸のブリット〜モッズ、微起毛〜起毛アイテム軸のヴィンテージフォークロアで、レトロ・グラニーなこなしからモダン・マスキュリンなこなしまでスタイリングにはかなりの巾がある。その他、ロックやバイカー、バロックやゴシックにフェティッシュやボンデージ、ミリタリーやカントリー、ルーミーやアスレジャーをミックスする様々なスタイルが立ち上がっており、結構に楽しそうだ。そんな中、エエッ!っと目を惹いた‘穴馬’が二つの極端なオーバーサイズ・スタイルだった。
 ひとつはモードカジュアル系トレンド編集のセレクトショップ「ローズバッド」で見かけた「バロックミックス・タッキーストリート」、ひとつは郊外SCのナチュラル系ライフスタイルストア「ニコアンド」で見かけた「ヴィンテージリメイク・インディゴカントリー」だった。
 前者のキーはポリ・タフタのサイドライン入り極太ワイドパンツで、シャイニーサテンのこれまたビッグな刺繍入りMA-1を羽織り、チュールレースのバロックフェミニンなフリルカラーブラウスをインして甘辛ミックスしている。後者のキーは綿デニムのリメイク風バイカラー切り替えオーバーサイズGジャンで同素材同意匠の裾フリンジパンツとセットアップし、パッチワークバンダナ柄綿ブロードのオーバーサイズワンピースをレイヤードしている。メンズでもモードミックス系トレンド編集のセレクトショップ「221リステア」でビッグシルエットのスポーツミックスなブリットストリートルックが打ち出されていたから、去年あたりからストリート系クリエイターでちらほら出ていたビッグルックが広がり始めているのかも知れない。本命はともかく、面白い穴馬になりそうだ。



◆小島健輔(KFM)のオフィシャルサイトはこちら
 2017/08/31 09:39  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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