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SC開発の現実は厳しい!!

 木曜の午後、大阪でクライアント向けのディレクションが終わった後、電車を乗り継いで琵琶湖岸の瀬田まで行き、氷雨の降る中をタクシーを捉まえてイオンモール草津に辿り着いた時はもう夜の帳がとっぷりと降りていました。
 滋賀県最大のSCとして昨年11月26日(プレオープンは21日)に開業したイオンモール草津はサティとワーナーマイカルシネマズを核に186の専門店が揃う商業施設面積約92,000平米の本格的RSCですが、アズール・バイ・マウジーやコーエンという目玉?はあるもののGAPやZARAといった外資系はもちろん、ポイント系などメジャーテナントの多くが欠落していて(マルキュー系だけはなぜか揃っている)、ちょっと期待外れでした。9月20日開業のピエリ守山(大和システムが開発/店舗面積79,000平米)や11月21日開業のフォレオ大津一里山(大和ハウス工業が開発/店舗面積41,463平米)などと重なってテナントリーシングが厳しかったのか二軍級のローカルチェーンが目立ち、空き区画や催事営業区画も幾つか見られるなど苦戦の跡が伺えました。それでも二軍三軍級テナントばかりで空き店舗や催事営業店舗が目立つピエリ守山やフォレオ大津一里山の惨状よりは遥かにましで、地元では『イオンモールしか残らないね』ともっぱら噂されているそうです。これで10年夏に三井不動産のアウトレットパーク滋賀竜王が開業すれば、空き店舗はもっと増えそう。大恐慌の御時世にこんなにSC作って、いったいどうするのでしょう。
 イーアスつくばで二軍級テナントが多数を占めるのは致し方ないにしても、メジャ−デベたるイオンモールの大型物件、しかも事前の売上予測も合格サインが出ていたSCでテナントリーシングが苦戦するなど、昨秋からの出店意欲の冷え込みは予想以上に深刻なようです。SC開発の現実は厳しい!!
 2009/01/23 13:26  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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