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3800ブランドを位置付けました
 3〜5月と何度も都心から郊外まで店頭を巡回してMDや客層、ネットで店舗展開立地や会社の体制、ECサイトの商品構成と運営体制など細かく確認して原案を固めたのが5月末。そこから外部のスペシャリストも加えて見直し、ようやく完成した「16SSブランドツリー」。レディス28ゾーン/383タイプ/2605ブランド、メンズ20ゾーン/209タイプ/1195ブランド、計3800ブランドを位置付けました。
 「ゾーン」は客層や出店立地、価格帯などから設定、「タイプ」はテイストやオリジン、調達体制や編集手法などから設定しており、毎シーズン、マーケットの変化を反映してゾーン/タイプの新設や改廃を行っています。ブランド/業態も新設や廃止、ポジション移動などが煩雑に発生しており、コーディネーターが店頭を実見して位置付けしたものをマーケッターがネットなどで再確認して精度を高めています。
 ブランドツリーの仕上げと前後して進めていたのが客層ボードの作成で、レディスはB全ボードに37タイプ、メンズは同26タイプを数百体のルック写真で構成し、客層とブランドを関連して位置付けられるよう体系的に組み立てています。ブランドツリーと客層ボードを正確に関連付け、毎月/毎シーズンのブランド別販売成績を色分けして組み込めば、立派な‘天気図’が出来上がります。高気圧(人気上昇)と低気圧(人気低落)が位置決めされ、風向きがはっきり見えてくるのです。
 この‘天気図’にタイプ別のスタイリングやアイテム、カラーや面の変化を重ねてディティール毎のライフサイクルを判定し、ギョーカイで言われる個々のトレンドや素材業界の開発傾向などを加えて来シーズンの有望スタイリング、有望MDを組み立てて行きます。そのビジュアルな完成形が「MDディレクション」で、17SS版は7月20日頃に完成する予定です。レディス10テーマ、メンズ6テーマのスタイリング、カラーパレット、素材構成をビジュアルに構成し、商品企画やMDへの落とし方を解説します。
 「16SS版ブランドツリー」は6月29日開催のSPAC月例会『有望マーケットポジションとパワーコンセプトを探る』でメンバー企業に配布して解説します。「17SS版MDディレクション」は7月下旬から契約企業へ巡回して解説します。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。


◆小島健輔(KFM)のオフィシャルサイトはこちら
 2016/06/10 09:23  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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