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希望のミューズ

 ビッグスリー救済法案が廃案になってまたぞろ恐慌風が激しくなって来ましたが、お先真っ暗の御時世下、失われた美しき日々を懐かしむようなCMが目立ちます。資生堂が41年振りに前田美波里を起用して往時の眩しい水着姿と成熟の60才の日常を、メナードも同様に岩下志麻の若き日と成熟の着物姿を彩ったCMを流しています。そう言えばエバーライフの八千草薫のCMにもそんな一遍があったかも。
 41年前の前田美波里の水着姿も鮮烈でしたが、敗戦まもない昭和24年公開の「青い山脈」で伸びやかな肢体の杉葉子(身長170cm!)が水着姿で海辺を走った目も眩むような新鮮な興奮には遠く及ばないでしょう。敗戦からたった4年後の事で、まさに焦土に芽吹いた眩しい程のミューズだったのです!もちろん私が生まれる以前の話で、川本三郎さんが「今ひとたびの戦後日本映画」という著書の中で共演陣のエピソードとして紹介しておられました。
 今まさに世界恐慌の焦土に全国民が打ち拉がれる中、希望のミューズが希求されています。芸能界も化粧品業界も我らファッション業界も、帰り来ぬバブルの夢からいい加減に覚醒し、焦土の上に芽吹く眩しいほどに新鮮な希望のミューズを世に問うべきではありませんか!!それは何処か懐かしい清貧な爽やかさが立ち薫る初々しいミューズなのでしょう。デザイナー達よ、悔しかったらそんなミューズスタイルをクリエイションして見せろよ!!
 2008/12/15 09:23  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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