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注目ブランド・業態とブランドツリー
 本日開催するSPAC月例会『立地別有望ブランド・業態/コンセプト総研究』のレポートが完成したが、メンバーが注目するブランド・業態がマーケットとビジネスモデルの何処に位置するのか、並行して作成した『2015AWブランドツリー』上でマーキングしてみた。
 挙げられた内訳はアパレル軸154業態、インナー&ルームウェア軸7業態、服飾雑貨/シューズ軸28業態、スポーツ軸15業態、生活雑貨/趣味雑貨軸40業態、HBC軸10業態、飲食/サービス他11業態、EC軸9業態、計276業態。企業グループ別ではマッシュグループが12業態40票と昨年に続いて断トツの首位で、サザビーが9業態20票、トゥモローランドが8業態17票でベスト3を占めた。以下ファーストリテイリングが6業態16票、ユナイテッドアローズ、アダストリア、パルグループが14票で並び、ジュン、ウィゴー、ベイクルーズまでがベスト10。昨年同様、外資企業は上位に入らなかった。
 注目ブランド第一位は「ジェラートピケ」、二位は「トゥモローランド」「ユニクロ」「ゾゾタウン」が並び、以下「ロンハーマン」「ウィゴー」「無印良品」「ミラオーウェン」「グローバルワーク」「ユナイテッドアローズ」までがベスト10。「グローバルワーク」「ジェラートピケ」が急上昇(再評価)、「フライングタイガー」「ASOKO」「KOE」は評価急落で番外落ちした。
 挙げられた276業態を位置付けた『15AWブランドツリー』はレディスが2059ブランド、メンズが1113ブランドを収録。レディスは24ゾーン/340タイプ、メンズは19ゾーン/204タイプに分類している。注目ブランド・業態が集中したゾーンはレディス/メンズとも「セレクトスパイスSPA」「SC展開ストア」の一部、「スポーツ&アウトドア」で、「グローバルSPA」は急減、「シングルライナー」はレディスの一部に留まった。
 総じて注目ブランド・業態は過去の実績を向いた‘後ピン’で国内ローカルでの評価に留まり、グローバル市場で注目される「ファクトリーパーツ」(メンズ)や「ハイクオリティパーツ」(レディス)への関心が限られたのは残念だ。『2015AWブランドツリー』と注目ブランド・業態の詳細、テナントミックスやブランドミックスへの対応は11月18日に開催する『ブランドマーケティング&テナントミックスゼミ』で解説したい。
 2015/10/29 09:05  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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