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世界のジョーシキ
 『ティーンエイジャーのみならず、経営危機のブランドは全て「店舗が多過ぎる」。ある店舗数を過ぎたところから、「誰もが着ている」ため突然地割れを起こすのだろう。逆の言い方をすると、店舗過多になる前に店舗数を制限しオンラインビジネスにスィッチしているブランドは足元を固めている。なぜかというと、ティーンエイジャーも大人も携帯を見ている時間とモールに行く時間の長さは到底比較にならない。』・・・・・とはクイックシルバーの倒産、パシフィックサンウェアの上場廃止危機、ズーミーズやホリスターなどティーンズブランドの凋落を伝える今日の平山幸江さんのブログからの引用だが、『多店化して飽きられるよりネットで稼げ』は私の指摘を裏付けるものだし、『モールに行く時間よりスマホを使ってる時間の方が遥かに長い』はもはやティーンズのみならずネット世界の全ての世代に言えるのではないか。
 そんなジョーシキが通じないのが奴隷制資本主義の残滓を引き摺るチェーンストア業界なのだろう。『目標○○○店!』、「ビッグ」あるいは「スーパー」はたまた「旗艦店」など大きく多店舗である事が至上であるかのごとき錯覚はオムニチャネル時代の今日、在庫効率も運営効率も投資効率も劣悪で勝ち目の無い大艦巨砲主義に固執するようなもので、EC空爆の前に玉砕するしかない。
 数百億円以上の事業スケールなら売上対比の営業コストは、国内店舗を100とすれば国内ECは50〜70、海外店舗は120〜140と推計されるから、国内店舗/国内EC/海外(店舗とEC)の売上を4:4:2にするぐらいが賢明なバランスではないか。すくなくとも、海外店舗売上が国内EC売上を上回るような無茶だけは止めておくべきだ。
 2015/09/22 14:16  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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