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暗黒の10月の後に来るもの

 暗黒の10月が過ぎて米国の主要小売業既存店売上が発表されましたが、ニーマン・マーカスは▼26.8%、サックスは▼16.6%、ノードストロムは▼15.7%と高級なデパートほど落ち込みが激しく、アパレルSSでも高価格なアバークロンビー&フィッチは▼20.0%と落ち込みが目立ちました。日本の小売業に較べれば落ち込み巾が極端で、資産効果バブル消費の反動の大きさを実感させられます。米国の乗用車販売の落ち込みはそれ以上で、先週の株式市場はトヨタショック(73%営業減益)に打ちのめされ、中京圏経済は一気に凍結してしまいました。これから本格化する年末商戦では日本の百貨店も▼15〜20%なんて数字が現実となるのでしょうか。
 売上減少がすべての産業に波及して負のスパイラルが止まらず、失業者が街に溢れる大恐慌が日々、現実味を増しています。そんな中で2月コンベンションでは如何なる見識と戦略を提示すべきか、頭を痛めています。事態がここまで深刻化しても業界はパーティだコレクションだとミーハーな話題ばかりで茹で蛙を決め込んでおり、シリアスな課題に正面から取り組んでも大空振りになるのは必定。どうしたものでしょう?
 
 2008/11/10 09:25  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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