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勘違いか魔が差したのか
 昨秋から今春直近にかけて、それぞれの分野のリーディング企業が何を勘違いしてか魔が差してか、自社の成功要因の柱となっている顧客サービスを自ら廃止・改変する動きが続いている。一社はEC関連、一社は百貨店、一社は・・・・・だが、いったい何のメリットがあって、そんな自爆行動を取るのだろうか。
 顧客や取引先としては一方的な通告に真っ青になって替わりのサービスを探しに右往左往し、そんな情報を耳にしたライバル企業はここぞチャンスと顧客の切り崩しに走るという有様を見て、当のリーディング企業は『やっぱり廃止・改変を止めます』と言い出したりと迷走するのも信頼感を損ない、どちらに転んでも失うものが多いとしか思えない。
 それぞれの分野で頂点に立つと思い上がって見えるものも見えなくなり、社内の統治も崩れて顧客も取引先も収奪の対象にしか見えなくなり、目先の利益に目が眩んで墓穴を掘ってしまうものなのだろう。魔が差したとしか言いようがないが、そんな事が市場リーダー交代の契機となるのかも知れない。
 貴社の企業統治は大丈夫だろうか。顧客本位・取引先大事と言いながら、何時の間にか思い上がって顧客を小馬鹿にし取引先は収奪するものと勘違いしてはいないだろうか。そんな状態に陥ると何時か魔が差して墓穴を掘る事になる。
 2015/02/26 10:21  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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