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墓の中に持って行く

 水木と続いた公開セミナーを終えてバーンアウトしているのに、今朝は早朝から越谷レイクタウンでVMDクリニックをこなし、お昼過ぎにようやくオフィスに辿り着きました。レイクタウン駅改札口から“MORI”の通用口を通ってクリニック店舗まで実に20分もかかり、ちょっと息が上がってしまいました。これから来火曜までに某郊外大型SCのリモデル戦略をまとめなければなりません。世界が音をたてて崩れて行く中も日々仕事に終われ、嵐の中の木の葉のような気分です。どこまで吹き飛ばされて行くのか、もはや誰にも判らない情況ではないでしょうか。
 そんな中、ファッション業界ではクリエイションばかりが叫ばれ、ファッション系大学/大学院の教育もクリエイションばかりで、ビジネスモデル・マーケティングやリテイル・マネジメントはあまりにも軽視されています。VMDと言えばディスプレイや心理誘導ばかりで、ロジスティクスと一体になったプロセス・マネジメントという本質は完全に無視されています。最新のビジネスモデルを体系的に教えないと組織を指揮する人材は何時までたっても育たないのでは!
 35年間に渡って国内外有力ファッション企業のビジネスモデルとマーケティング/マーチャンダイジングを体系的に研究して来ましたが、業界のあまりの無知と教育界の無関心に絶望しています。きちんと体系的に教える機会もないまま年老いて引退して行くのかと思うと、今まで築き上げたノウハウは何だったのかと悔やまれます。このまま墓の中に持って行くしかないのでしょうか。
 2008/10/17 13:58  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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