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スノーガールのオンパレード
 本日午後に開催するSPAC月例会に向けてコーディネーターがまとめた直近店頭スタイリング動向のカラーイラストを見ると、駅ビル/ファッションビルのヤングからセレクトショップ、郊外SCのライフスタイルストアまで例年になく梅春物が広がっており、中でも‘スノーガール’が目立っていた。
 ヤングではミリタリーやポップアートをミックスしたスクールガールやファンシーパステルなフラッフィードールが主流の中、オーバーサイズなカントリーアイテムでまとめるビッグボーイやノルディック柄/イカット柄のダウンやニットでまとめるフォーキーなスノーガールが台頭。セクシーガールでもミリタリーなマイルドヤンキーやクールなルージーマスキュリン、フラッフィーなクリスマスドールが主流の中、‘アナ雪’コラボのスノーファンタジーなコスプレガール(とっくに完売!)が目を惹いた。
 ワーキングガールではファンシーなグラマスモードやドメコンなクラシックマスキュリン、ボーイズあるいはヘアリークラフトなブリットモード、レトロクラシックなフェミニンエレガンスが主流の中、ヴィンテージリメイクなレトロフェミニンが目を惹いた。セレクトショップではマスキュリンミックスなブリットモードやファンシーなブリットモダンが主流の中、ミリタリーミックスなファンシーアメカジや白一色にクルーズカラーをアクセントするプレップモードが目立っていた。
 その一方、グローバルSPA勢は未だクルーズ企画も見当たらず、鮮度を失った売れ筋単品の深追いばかりが目立ち、クリスマスに向けた総スパングル企画ぐらいしか目につくものがなかった。
 08年9月13日(リーマンショックの2日前)のH&M上陸以来、グローバル化の一途を辿って来た我が国ファッション市場だが、昨秋ぐらいから外資SPA勢の品揃えが日本市場の嗜好と乖離し始め、今春夏、今秋冬と乖離が広がって来た。日本市場特有のファンシーパステルな梅春が本格復活した今の店頭はローカルブランド優位で、外資SPA勢の店頭は彩りを失ったように見える。グローバルからローカルへと6年振りに潮流が反転した今こそ、OEM/ODMの誘惑に負けず手に汗して自分らしいバリューを追求してほしいものだ。
 2014/11/27 09:12  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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