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越谷レイクタウンに行って来ました

 商業施設面積218、500平米の超怒級巨大SCとして注目される“イオンレイクタウン”の内見会に行って来ました。一般の商業施設のプレス内見会とは異なって自由がまったく無く、イオンの広報がセットしたコースを強制的に引率される形式で、9時半開始の説明会からKAZE〜MORIの店内見学に延々4時まで拘束されるという苦渋のフルコースにウンザリ。まだ陳列が終わっていない店が多く(シャッターが降りている店もすくなくなかった)写真取材も困難でしたから、ランチタイムに這這の体で脱出させて頂きました。イオン広報の設定したコースはエコをテーマにエコ施設やエコアートを説明するのが主でテナントの説明は少なく、『ファッション販売』の取材にはなりませんでした。
 幸いにも一番目玉の“アズール・バイ・マウジー”(バロック・ジャパン)は陳列もほぼ終わっていて、スタッフの方の説明もあってイメージを掴む事が出来ました。“アバクロ”風のクローズドなファサードの中身は“マウジー”をそのまま6掛け価格にしたような魅力的なレディス8割にほぼ同感覚のメンズ2割という構成で、バリュー感は期待以上。これは人気沸騰するでしょう。ユナイテッドアローズの“コーエン”はまだ陳列途中でしたが、“グリーンレーベル”をカジュアルに振ってほぼ6掛け価格にした感じでした。遊心クリエイションの低価格オンシーンSPA“イーブス”は“アズール・バイ・マウジー”の隣でしたが、まだシャッターが降りたままで見る事が出来ませんでした。
 この他にもワールドの複合新業態などがありましたが編集とVMDで新味を訴求するに留まり、インパクトは限定的。端から端までほぼ1000mの3層を一周して正味3時間もかかった巨大モールにしては他に新味なテナントが揃う訳でもなく、正直くたびれ損という印象。類似したテナントが何店も重複して買物の効率も悪そうで、生活消費の場としては無用の長物と言うしかありません。イオンの広報はエコだエコだと強調していましたが、8200台もの駐車場を埋める多量の車両を広域から集めようと言う巨大さこそアンチ・エコそのもので、多少のエコ施設やエコアートで贖罪しても環境への負荷ははるかに大きいはず。エコに暮らすには生活圏のコンパクトなSCを重宝すべきでしょう。世界大恐慌とガソリン高騰で巨大SCの時代は終わったのでは。

 2008/09/25 15:28  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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