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ライフスタイル業態が転けている
 ロンハーマンに触発されてか、昨年から今春にかけて各社が次々とライフスタイル業態?を立ち上げたり出店を加速したりしているが、4月以降、月を追うように売上が萎み、そのせいか秋の立ち上げも変にトレンド商品が出張ったりして『何処がライフスタイル業態なの?』と揶揄したくなる店頭が目立つ。
 最初は消費増税の影響やアパレル商品と生活雑貨の陳列乖離などが要因かとも見えたが、秋の立ち上がりを見て、ライフスタイル業態とは言ってもアパレルに生活雑貨を足しただけで一体の生活感も空気感もない継ぎ接ぎの業態という実態が露呈して来たように感じられる。中には様々な社内ブランドから寄せ集めたホントの継ぎ接ぎ業態も在り、即席の開発ではマーケットの支持は難しかったと見える業態もある。
 ライフスタイル業態の要はやっぱ生活のアティチュード(リズムとか空気感とか・・・・)で、その主張を持たないままアパレルにルームウェアやインナー、生活雑貨やフレグランスなどを脈絡無く積み上げても顧客の支持は得られず、在庫が積み上がるだけのようだ。アパレルが売れないから生活雑貨などをくっ付けた安易なケースでは、売れないアパレル以上に生活雑貨なども売れず、生活雑貨の回転はアパレルの半分以下に留まるようだ。
 中途半端なライフスタイル業態はどのカテゴリーも品揃えが浅くて選びようが無く、楽しく店内を一巡した後は、そのカテゴリーの専門店に買い回る事になる。HBAやタオル、インナー、ソックス、シューズなどはその典型で、著名ライフスタイル店周囲の専門店はそんな恩恵に浴しているそうだ。
 2014/07/25 18:36  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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