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ハイブリッドはいいね!
 車のバブリッド化は加速度的に進みBMWのi8なんてスーパーカーまで登場する過熱振りだが、我らファッション業界でも国の際を超えたハイブリッドブランドが注目される。
 このほど日本にも上陸した香港のバッグブランド「78%」はデザインはイスラエル人、レザーはイタリア、キャンバス地は日本の倉敷から取り寄せ、香港近くの中国で製品化しているそうだが、同一デザインでA4W/A4/A5サイズがあって、それぞれ20もの色と素材の組み合わせバリエーションがあり、中の収納がこれ以上は無いというぐらい親切に計算され尽くしている(スマホ入れがふたつ、UBSメモリー入れらしいものまである)。五月に新宿伊勢丹のメンズ館で目にして早速、二つ購入したが、色&素材とサイズを違えてもう二つ三つ手に入れたいと思っている。
 欧州のファクトリーブランドでも、デニムやパイルなどの綿素材は日本、レザーはトルコ、縫製はチェコやハンガリーなどの東欧、デザインと仕上げ加工はイタリアやフランスといったハイブリッドブランドが増えているし、ベンツやBMWだって多国籍生産の車種が増えている。ちなみに私の乗っている4MATICのEクラスワゴンもパワートレインはチェコで組み付けられていると聞いた。
 そんな世界のハイブリッド化に較べれば、我ら日本のファッション業界はコストを追求して中国、さらには南アジアと素材や工場を移動するか、国粋的に国内素材・国内工場にこだわるかで、合理的に世界の技と知恵をハイブリッドしようという柔軟性に欠けている。「78%」のバッグを手にして頭を切り替えてはどうか!
 2014/06/24 09:17  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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