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お先真っ暗!
 27日開催のSPAC月例会を控えて先週水木と「販売データ交換会」を開催したが、4月1日の消費増税を控えて直近の販売動向は紳士服・婦人服で明暗が交錯し、4月以降は打つ手もなく逃げの一手という業界の実情に悪寒が走った。
 3月直近の販売動向は百貨店紳士服こそオーダー関連やスーツ、ドレスシャツ、革小物/バッグ/シューズなど消費増税前の駆け込み需要で二桁前後の伸びが見られるものの、百貨店婦人服は水面前後と期待外れで、駅ビルやSCの専門店では駆け込み需要はほとんど見られない。駆け込み需要は耐久消費財や宝飾品、高額の身の回り品、日用消耗品に集中しており、百貨店でもラグジュアリー関連はもちろん、総額や身の回り品、化粧品、宝飾・時計は二桁増だが、紳士オーダーと定番のスプリングコートを除けば衣料品は肩すかしを食らった格好だ。
 3月の駆け込み需要が期待外れだった一方、4月以降の衣料品販売には悲観論が広がっている。消費増税による需要の冷え込みに加え、業界こぞって逃げの一手で4月以降の新鮮商品の投入が薄く、売場の鮮度が保てそうもないからだ。
 当社の月例店頭商品展開調査に拠れば1〜3月でリゾートまで春夏トレンドのネタはすべて投入済みで、業界の逃げ切り姿勢が在り在りと伺える。4月以降の投入は売れ筋後追い企画ばかりになりそうで、GWから値崩れが広がり、6月中ばどころか5月末からセール状態に突入せざるを得ない状況だ。バーゲン後倒し派は未だ頑迷に固執しているが、インポート/ファクトリー/ブリッジ/クリエーター系など高付加価値商材を除けば、今夏は逆にバーゲンを前倒さざるを得なくなるだろう。駅ビルなど6月第三週末から全面バーゲンに突入するのではないか。
 2014/03/24 09:12  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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