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イケるネタとイケる商法
 巷では未だ「フライングタイガー」や「ASOKO」の行列が途切れず「ロンハーマン」の人気も陰る様子がないが、こんな事が続くとこの業界は何か大当たりするネタはないものかと鵜の目鷹の目になり、イケるネタばかり探してイケる商法の構築に身が入らなくなる。
 今月28日に開催するSPAC月例研究会では『SPAからライフスタイル業態まで業態開発総研究』をテーマにイケるネタとイケる商法(MD手法とか提供方法とか)を探ろうと思うが、メンバーのアンケート回答がイケるネタ(コンセプト)ばかり注目してイケる商法への関心が薄いのには困惑している。メンバーが注目する業態も既に評価を得ているものばかりで、まだ花開いていないがイケる商法に乗せれば爆発しそうというホントのネタには目が行っていないし、MDやVMDはもちろん今時常識のO2Oも絡めたイケる商法を探そうという気運も期待ほどではない。
 そんな状況だからこそ、イケる新商法のアイデアを提示し、それに乗せれば爆発する未開の既存ネタを例示して新業態開発に火を付けようというのが私の魂胆なのだが、さてメンバーは提案に乗ってくれるだろうか・・・・・
 ‘イケるネタ’とは新商品開発ではなく、既にある商品の新たな使い方やそれが開くライフスタイルを啓蒙し、需要を増幅するMD展開手法(カラー/サイズ/素材柄/ディティールなど)を見出し、購買労働(=販売労働)とコストを極小化する提供方法とロジスティクスを創造して新たなマーケットを獲得する‘イケる商法’に乗るネタでなければならない。それら‘イケる商法’は ‘イケる提供方法’と言い換えてもよいだろう。今時、それは店舗販売に限らないしECとも限らない。それらをオムニチャネルに複合して最少の購買労働と提供コスト(当然ながら人件費/物流費/不動産費も含む)で顧客の手元に届ける仕掛けを探す事になる。「IKEA」や「AMAZON」のような‘イケるネタ’と‘イケる商法’の最適なマッチングを探し当てる事が出来れば数百億数千億の市場が目の前に開く。今月のSPAC研究会ではそんな起業家感覚のインテグレイテッド思考プロセスを啓蒙出来ればと思う。
 2013/11/22 11:48  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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