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「ホリスター」二つのサプライズ
 先週末、ららぽーと横浜に初上陸した「ホリスター」を一足早い木曜日のプレス内見会で見せて頂いたが、09年12月の「アバークロンビー&フィッチ」上陸時とは正反対のサプライズが二つあった。
 一つ目は米国のほぼ1.1〜1.2倍という誠実価格!Tシャツなど1990円から、スエットパーカで5990円から、ジーンズで5990円からと「アメリカンイーグル」に迫るお手頃価格で、元よりアバクロファンの私など、取材もそこそこに買いまくってしまった。米国の二倍というぼったくり価格でファンの離反を招いた「アバークロンビー&フィッチ」の反省が活かされたという事なのだろう。「反省」と言えば、店頭で愛嬌を振りまくストアモデル達も際どくパンツを落とし履く半裸スタイルではなく小綺麗なダンガリーシャツを羽織っていたのが印象的だった(半裸スタイル時も落とし履きは控えめになった)。
 二つ目はびっくりするほど商品の面がキレイになった事。トップスやアウターではダメージ加工は影を潜め、レディスではクリスタルやスパンコールをあしらったTシャツやブラウスまで在りだった。さすがにジーンズだけはまだ加工アイテムがほとんどだったが、これらもいずれキレイになって行くのだろうか。
 ストアモデルの半裸スタイルこそ大人しくなったとは言え、店内のレイアウトや陳列はもちろん、色目も見定め難いほど暗い照明や極端に少ない姿見配置もオリジナルスタイルのまま。ローカル対応はサイズバランスぐらいに留まるのか、しばらく定期的に観察して確かめる事にしたい。
 とまれ、誠実価格とキレイ目シフトで客層が広がり、「アメリカンイーグル」を遥かに上回る人気沸騰は確実と思われる(開店初日は1500人も並んだとか)。欧米でもアジアでもアバクロ社の海外展開の主役は圧倒的に「ホリスター」だから(海外店舗151店中ホリスターが117店)、日本でも「H&M」並みに急速多店化していくものと期待される。近くにお店が出来たら、私も通う事にしよう。





 2013/09/16 13:56  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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