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偉くなっては・・・・・
 年の瀬が迫った金曜日の午後、某大手商社が主催する某ライセンスブランドの取引先総会で講演して来た。私のような堅物には珍しくタレントキャスティング会社経由の講演依頼で、場所も東海地方の某ゴルフ場クラブハウスというから怪しい話かもと訝ったが、私も若い頃に着た事がある70年代の著名ブランドで、某大手商社とも縁がないわけではなかったからお受けする事にした。
 総会後の短い講演をゴルフ気分も吹っ飛ぶズシンと来る提案で締めくくって会場を後にしたが、新幹線の駅までの車中、キャスティングオフィスの若者との会話が面白かった。
 青年がぼやいたのは、『顧客世代に人気上昇中の新手タレントを提案しても経営陣が理解出来ず、彼等の世代が親しんだ古株タレントを要望される』という話で、そう言えば大手アパレルの広告に出て来るタレントさんは周回遅れっぽい感じがするな、などと思う一方、初音ミクもニコニコ動画も皆、息子に教えられた事を思い出した。彼がいつも言うには『TVも新聞も信用出来ない。ネットは真偽混交だけどまだ信用出来る情報がある』そうだが、業界紙や経済紙のあまりに作為的な紙面を見ていると賛同せざるを得ない。これで娘もいれば(好きなだけ服を買ってやる!)万全なのだろうが、残念ながら我が家のお嬢様は口の効けないウェスティちゃんなので、ルン妻のおしゃべりに聞き耳を立てるしかない。
 『老いては子に従え』と言うが、業界には『偉くなっては現場と顧客に従え』と言いたいものだ。
 2012/12/17 09:15  この記事のURL  /  コメント(0)

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小島健輔(こじまけんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
2016年 経済産業省アパレル・サプライチェーン研究会委員。

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