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ニコル写真集
下の写真は過去1983年・F&Wのニコル写真集の一部です。 
長年の念願であったフォトグラファー・・Bruce Weberとの写真集です。













実に思い出深い撮影でした。
撮影場所はNY郊外のロングアイランドで、この時はじめて故松田先生、故中島伊津子さんと3人で合流しての撮影になりました。
長年の夢であったBruce Weberとの撮影とあって、最初は緊張の連続。
実はそれまでは国内のフォトグラファーの方達との撮影がほとんどで、一部の方達を除き、その頃の撮影現場はフォトグラファーとアシスタントの上下関係がはっきりしていて・・怒鳴り合いの中の撮影でした。

ところがこの日の撮影はいままでとは全く違い、Bruce Weberは若いモデル達をまるで子供をあやすように遊ばせ、アシスタント、ヘアー、メークの方達とは笑いながら戯れながら・・という撮影風景でした。
「いい作品を作ろうと思っているのはここにいる皆が思っていることだし、いい作品はこんな平和な雰囲気の中で作られるんだよ」と聞こえてきた感じがしました。
この日のロングアイランドは少し肌寒く、重い色の海でしたが、遠くから数人の笑い声が聞こえてくる穏やかな情景の中、私はショックの連続で気持ちが何度も何度も高鳴っていたのを憶えています。

そのうち私たち三人は撮影風景を眺めながら砂浜でゴロンと横になり、「こんな楽で気持ちいい撮影はヤッパいいなー!」と先生が一言・・いつのまにか三人も笑いっぱなしの一日でした。
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訃報です。





ニコル時代に私の恩師でもある松田光弘さん・・私にとっては先生が、肝細胞癌のために17日朝の4時にご逝去されました。
心からお悔やみを申し上げます。
いまは言葉がなく・・これで。
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やっぱり和食!
下の写真は千葉県南房総にある「百姓屋敷じろえむ」です。 
見えているのは茅葺きの大きな長屋門で、ここをくぐり抜けて奥の母屋が食事処となります。 母屋は300年前に建てられたものです。







         母屋の中の食事処です・・いい感じです。




最初の膳です。 全品、有機惣菜で・・いつの日にか忘れかけていた味がよみがえってきます。 とくにお婆ちゃんが漬けている漬け物が絶品!




もちろんお米も自家製で釜戸炊きですが、この日は運よくお婆ちゃんの作った混ぜご飯もいただくことができました。




おじゃまするといつも呑んでしまうお酒です。 自家製のお米を使い地元で作っているお酒で、まったりと酒らしい味がして・・じつに旨い!



ここにおじゃまするといつも・・「日本人でよかった〜」と思ってしまいます。食材作りにこだわり、惣菜はそれを生かすために実にシンプル。 
ここにくると「あっそうだ、今の季節はこの食材がおいしいんだ!」とあらためて気付かされてしまいます。 
世界からの輸入食材、温室食材、見た目の美品食材などで・・どこかきっと旬な季節食材にたいして麻痺しているのでしょう。 はずかしい!
この時間の止まった空間の中でのんびりさせてもらい、外の季節を感じ、作っている方達の気持も感じながらの食事は清々しい・・やっぱり和食でしょう! 

http://park12.wakwak.com/~jiroemu/index.html
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Erykah Badu
エリカ・バドゥ、大好きです!
この3月に、リリースされたNew Amerykah.Pt.1です。



今はなき新宿リキッドルームでおこなわれた彼女のライブが今でも脳裏に焼き付いています。

新宿リキッドルームは前にショウもやったことがあって・・大好きな小ホールでした。

ライブの日、その彼女の場所の選びも「やるなー!」って思いながら・・古びて傷ついたエレベーターで会場に入りました。

またショックだったのはライブのはじまりに彼女は静々とステージにでてきて、ステージの中央に用意された蝋燭に火を付けてライブがはじまり・・ライブの最後は彼女自身の息でフッとその火を消す終了の仕方でした。

会場ではもちろん立ち席で、アルコールもOKで、酔いながら揺れながらの・・ため息出るライブでした。



歌詞カードのイラストも秀逸です!

個人的には今回のアルバムの10曲目、TELEPHONE が大好きです。

エリカバドゥの微妙に震えた歌声がマッタリとして・・気持ちいいです!
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おくればせ・・鯉のぼり
犬の散歩中に撮った川に映る「おくればせ・・鯉のぼり」です。













        名前は「逗子太郎」です。  13歳です。




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Bob & Terry Richardson Exhibition
おもしろい試みの写真展でした!
テリーの父親で故ボブ・リチャードソンと、その息子テリー・リチャードソンの二人の写真展がほぼ同時に開催されました。



その日、私は当然のようにテリー・リチャードソンを先に観るためにLAFORET MUSEUMへ行き、受付で「一部、お客様のお目に障る表現があることをお断りしておきます。」と告げられ・・また観る前から「クスッ!」と笑いが出てしまいました。
実はテリー・リチャードソンの写真を観るたびになぜか「クスッ!」と笑いが出てしまうのです。  いつも物議を醸し出す彼の写真には、その物議への計算と冷静さがあり、いつもユーモアとクールさをもって、うまく引いて撮っている感じがします。  私にとって彼の写真はセクシーでもなく、エロでもなく「どうだい?今回は軽くこんなん撮ってみたよー!」という・・どこかユーモアーをもった理知的な挑戦のようにいつも感じとれます。
今回の写真も「NYで、町で、一番ジャンキーな野郎達」なのかもしれないけど・・写真家の仕組まれた魅力的な時間と人間性で、彼らはよけいな精気を抜かれ、やさしいジャンキー君に写し撮られていました。







その日の午後、父であるボブ・リチャードソンを観に六本木から芋洗い坂をダラダラ下り、坂を下りきった左にあるZEL CAFE / GALLERYに行きました。
正直、父の写真は数点しか知らず、私にとっては感動の写真展でした。
すでにこの時代に・・ファッション写真でのモデルはただのファッションモデルではなく、一人の女として、傲慢な女、怯える女、恋する女をリアルに写し出しているのにはビックリしました。  あと彼のプライベート旅行(?)の写真連は、彼が何を感じ、何を見たかが伝わってきて・・実に見応えありました。
それにしても、すべてを求め合うかの恋人達が実にリアルで・・セクシー!
「この雑誌に載る服たちは、ただのモデルではなく、読者と同じ・・泣き悲しみ笑う女性に着られているから美しいんだ!」なんて聞こえてくる感じでした。

この親子展、誰が考えたのだろう?  
最初は展示会場が少し離れていることが気になっていましたが、不思議なことに坂をダラダラ歩く時間でみえてくるものがあるもんですね。
父であるボブ・リチャードソンを観た後は、無性にワインが飲みたくなって・・カフェで一杯!  前にテリー・リチャードソンと日本食をご一緒した時の、アノ彼のやさしいホロ酔い顔を思い出したら・・またもう一杯!!(笑)

http://www.americanapparel.net/storefront/terrybobjp/indexalt.html
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プロフィール
小林 由紀雄 (こばやし ゆきお)
ファッションデザイナー。

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